毎日使う水回りだからこそ、もっと快適で掃除もしやすい空間にしたい。古くなってきたお風呂と使いづらい洗面所、どんなタイミングでリフォームしようかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実はこの2つの空間は、同時にリフォームすることで費用が抑えられ工期も短縮できる可能性があります。
今回は、お風呂・洗面所を同時にリフォームするメリットや費用相場、事例、押さえておきたいポイントをご紹介。快適な水回りを実現するために、ぜひ参考にしてみてください。
1.お風呂と洗面所を同時にリフォームするとよい理由
戸建て住宅でもマンションでも、お風呂と洗面所はまとめてリフォームすることをおすすめします。その理由は大きく2つあります。
①費用を抑えられるから
お風呂と洗面所の工事を単体で行うと、それぞれで壁や床の工事が必要です。そのため、別々に工事をすると、壁や床の解体・修復作業が重複し、余分な費用がかかってしまいます。
同時にリフォームすることで重複してかかる費用を一度にまとめることができるのです。
また、同時施工なら職人の人件費や作業費が抑えられるという理由も。内装や給排水管の工事をまとめてすることで、効率的にリフォームを進めることができます。
②同じ時期に寿命が来るから
お風呂・洗面所の設備は15~25年程度で寿命を迎えることが多いといわれています。水回りは経年劣化による水漏れ、土台や柱の腐食、シロアリ被害などに発展するリスクもあるため、適切なタイミングでの設備交換が重要です。
また、片方だけリフォームしても、古い方の劣化が目立ち、結局あとからもう一度工事することになるかもしれません。同時にリフォームすることで、水回り全体が長く快適に使える空間に生まれ変わります。
(広告の後にも続きます)
2.お風呂と洗面所リフォームの費用相場
水回りのリフォームは、快適な暮らしのために必要な投資です。
リフォーム費用は設備のグレードや機能、壁材や床材の素材によって変動しますが、一般的な費用相場を比較してみましょう。
〈同時に工事した場合の費用相場〉
68~150万円 |
〈別々に工事した場合の費用相場〉
60~180万円 |
20~80万円 |
80〜260万円 |
このように、お風呂と洗面所を同時にリフォームすると、工事の重複が避けられ人件費も抑えられるため、別々に行うより12~110万円ほど費用を抑えることができます。
水回りの設備はいずれ交換時期が来るため、せっかくであれば同時にリフォームして費用を安く抑えましょう。