60代・山本さんの体験談。夜中に起きて何度もトイレに。
神奈川県にお住まいの山本さんは、トイレで夜中に何度も起きてしまうのが悩みでした。
「夜3回はトイレで起きてしまう毎日。尿意で目覚めて時計を見て『さっきのトイレからまだ2時間しかたっていない……』って、愕然としていました」
kiri / PIXTA
「実は、かなり長い間放っておいてしまったんです。夜中の尿意が気になりだしたのは50代の頃で、7年くらいそのままにしてしまいました。その間、徐々にトイレの回数が増えていったのですが、ついほったらかしに……」と振り返ります。
山本さんのお悩み改善のきっかけとのなったのもまた、サポートショーツだったそう。
「骨盤底筋のことは知っていたのですが、それをサポートするショーツがあるのは知りませんでした。試しに買ってみたところ、思いのほか気持ちいいはき心地で。それから毎日はくようになったんです」
骨盤底筋をサポートするショーツがお守り
「股にサポートがついたショーツをはいているせいか、自然に意識するようになって。なんとなくボーッとしているときに『あっ、骨盤底筋!』って思い出させてくれるんです。気付いたときに骨盤底筋をキュッと締める・緩める動きを繰り返すようになりました」
その後、徐々にトイレの回数が減っていった山本さん。今では夜中のトイレが0~1回になり、以前より熟睡できるようになったそう。
「ちゃんと眠れるから日中も元気。トイレの心配もなくなって、友人とのお出掛けも楽しいですね」
気にせずカフェインをとって、長い時間おしゃべりしています♪
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尿漏れ改善のカギは骨盤底筋を「締める・緩める」習慣
尿漏れ・トイレのお悩みが改善した2人に共通していたのが、骨盤底筋を「締める・緩める」習慣。骨盤底筋を動かしてあげることが“筋トレ”になり、衰えを防ぐことができます。1日5分、続けてみましょう。
おならを我慢するときのように肛門を締める
おしっこを止めるように膣を締める
息を吐きながら膣・肛門を持ち上げるように、1と2を同時に行う
1~3ができたら、仰向けになった状態や背筋を伸ばして座った状態で、骨盤底筋の締める・緩めるをゆっくりと繰り返したり、すばやく繰り返したりしてみましょう。
「そもそも骨盤底筋がどこにあるかよくわからない……」そんな方には、専用のショーツを使うのもおすすめです。股部分についたサポートが骨盤底筋の位置をわかりやすくしてくれますよ。
大切なのはケアを習慣にすること。毎日5分、少しずつケアして不安のない毎日を送りましょう!
取材・文=日和佐希志乃(ハルメク インナー編集部) 撮影=田所瑞穂、渡辺裕之、福井和宏 イラスト=植木美江、CHINATSU、はしもとゆか、秋葉あきこ