戸建て住宅とは?戸建て住宅の特徴や種類を徹底解説!

戸建住宅と一軒家の違い

一軒家の説明として辞書では「近くに家がなく、1軒だけぽつんと建っている家」や「長屋や集合住宅でなく独立した家屋」となっています。しかし、「一戸建ての家。独立家屋」とも表記されていることから、ほとんど同じような意味として使われることが多いです。

 

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戸建て住宅の種類

戸建て住宅は「建売住宅」「分譲住宅」「注文住宅」の3種類に分けられます。そこでここではそれぞれの特徴について解説します。

 

建売住宅

建売住宅とは、土地とセットで販売されているすでに完成した住宅のことをいいます。

 

・建売住宅のメリット

1.比較的低価格で売られている

土地とセットで販売されているので、土地と別々で購入するより安く家を購入できる可能性があります。建売住宅の場合は大量生産され、材料費や人件費をあまりかけずに建てることができる点が低価格の要因となっています。

2.完成品を下見できる

建売住宅は、実際に完成した家を下見できるのもうれしいポイントです。入居する前後のイメージがあまりかけ離れず、「家選び」で失敗する確率を減らせるのは建売住宅特有の大きなメリットといえます。

3.短期間で入居できる

住宅はすでに完成していることがほとんどです。手続きや準備次第ですが、早ければ1・2ヶ月で入居することもできます。

・建売住宅のデメリット

1.近隣の住宅と似たデザインになる

建売住宅の安さの秘訣は大量生産によるコスト削減にあります。しかし、これは「同じ家を大量に作っている」ということでもあるため、似たようなデザインの住宅が並ぶこともあり得るのです。

2.設備や間取りを大幅に変えられない

建売住宅は、事前に軽微なリフォームができますが、トイレやお風呂の場所を変えるような大がかりなリフォームはできないことがほとんどです。購入前にリフォーム可能な範囲を確認しておきましょう。

 

分譲住宅

分譲住宅は分譲地に建てられた住宅です。分譲住宅は土地とセットで販売されることが多いので、建売住宅といわれることもあります。

 

・分譲住宅のメリット・デメリット

分譲住宅は建売住宅とほとんど同じような性質をもっているため、メリット・デメリットもほとんど同じです。

強いて挙げるなら、建売住宅以上に似たデザインの家が同じエリア内に立ち並ぶという点です。外観だけでなく間取りもほとんど同じになる可能性があるため、注意しましょう。

 

注文住宅

注文住宅は間取りや設備、外観などを施工会社にオーダーしてから建てる家のことです。

 

・注文住宅のメリット

1.自由度が高い

間取りから外観、設備に至るまで自分で決められます。まさに「理想の家づくり」ができるのです。

2.予算調整しやすい

自由に家づくりができますが、それはあくまで予算の範囲内での話。「最新の設備をなによりも優先したい」という場合は設備にお金をかけて、その他の部分はあまりお金をかけないようにするということもできます。

3.建築現場を確認できる

注文住宅は一から家づくりをします。注文住宅の場合、建設途中に現場に足を運んで、進捗状況を確認できるのも建売住宅にはない大きなメリットです。

・注文住宅のデメリット

1.建売住宅と比べると価格が高い

注文住宅は土地から購入する方が多く、イチから家づくりをするという特性上どうしても価格が高くなります。

2.入居まで時間がかかる

土地を探してどんな家にするのか話し合って、ようやく建て始めるという流れになるため、入居が遅くなります。長ければ半年以上かかることもあるでしょう。

3.予算をオーバーしがち

どんな家にしようか話し合っているうちに必要なものがどんどん出てきて、

「予算を超えてしまった・・・」というのはよくあることです。

4.イメージと食い違いがある

実際にできた家を見てみると、「思っていたのとなにか違う」と感じる方も一定数いるようです。

 

まとめ:戸建て住宅の特徴を理解して、家選びに役立てよう

この記事では戸建て住宅の種類や特徴について解説しました。戸建て住宅は建売住宅や分譲住宅、注文住宅と大きく3種類に分けられます。それぞれのメリットやデメリットを理解することが家選びの基本となるでしょう。そのうえでパートナーや家族と相談するのも大切です。

購入したい住宅のタイプが決まったら、実際に住宅見学会などに足を運んでみましょう。直接見たり説明を受けることで、より具体的なイメージが湧いてきます。注文住宅であれば工務店やハウスメーカーに問い合わせるのもおすすめです。

マイホームの購入は人生最大の買物といわれています。後悔しないためにも、積極的に多くの判断材料を仕入れていきましょう。