発表されるたびに話題となり、常にサプライズを届けてくれるスウォッチ×オメガの「ムーンスウォッチ」シリーズ。2024年11月に新たに仲間入りした「ミッション トゥ アースフェイズ」には、まだあまり知られていないポエティックな秘密が隠されている。
数々の話題を生み出した「ムーンスウォッチ」とは
「ムーンスウォッチ」は月面に初めて到達したオメガの伝説の時計、「スピードマスター ムーンウォッチ」を、スウォッチ独自の革新的な視点で創り出したコラボレーションモデル。2022年に発表されて以来、月や太陽など天体をモチーフにしたアイテムが発売されている。
ミッション トゥ アースフェイズ / SO33M700 ¥47,300
スウォッチが特許を取得したバイオセラミックにベルクロストラップを合わせた、軽量かつ耐久性に優れたデザインが特徴。バイオセラミックは3分の2が高級時計に用いられる酸化ジルコニウムのセラミック粉末、3分の1がヒマシ油を原料にしたバイオ由来素材という独特のブレンドで、比類ない強さと柔らかさを備えている。
(広告の後にも続きます)
“月から見た地球”にフォーカスした「ミッション トゥ アースフェイズ」
今回発売された「ミッション トゥ アースフェイズ」の最大の特徴は、「ムーンフェイズ」ならぬ「アースフェイズ」を時計製造の歴史上初めて搭載していること。
「ムーンフェイズ」とは地球から見た月の満ち欠けを文字盤に表示させる機能のことで、約29.5日の周期を正確に測っている。一方、「アースフェイズ」は真逆の視点から生まれた機能。
ミッション トゥ アースフェイズ / SO33M700 ¥47,300
1969年、アポロ11号が初めて人類の月面着陸に成功した時にNASAの宇宙飛行士たちが身につけていたのが、オメガの「ムーンウォッチ」。彼らが目にした“月から見た地球の荘厳な姿”を文字盤で表現しているのが「アースフェイズ」だ。
「アースフェイズ」も月と同じく29.5日の周期で設定されているが、回転方向は逆。地球から見た月が時計回りをするのに対し、月から見た地球は反時計回り。地球から「満月」が見える時には月から「新地球」が観測され、地球から「新月」が見える時には「満地球」を観測できるというポエティックなデザインに。