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●「2024年買ってよかった調理家電」の一つとして紹介する『レコルト』の「自動調理ポット」。SNSなどでも話題の調理家電ですが、実際の使用感と魅力をまとめました。

 今年も様々な調理家電やキッチングッズが話題になりました。その一つに、『レコルト』の「自動調理ポット」があります。販売は2023年2月24日からで、どんどん口コミが広がり、今年は様々なメディアでも取り上げられるなど、2024年話題の調理家電にふさわしい商品です。


色はホワイトとブラックの2色。シンプルで機能的なデザインなのでそのまま食卓に置いても様になります [食楽web]

『レコルト』の「自動調理ポット」は、これ一台で「刻む」「あたためる」「混ぜる」を全自動で行い、カレーやシチュー、ポタージュ、スムージー、さらには豆乳やおからまで自動で作れます。

 基本的に、煮込み料理やポタージュづくりは下ごしらえにも時間を要しますし、煮込んでいる間も火から目を離すことはできませんよね。


食材をポットに入れて、ボタンを押すだけ

 それが食材を切ってポットに入れ、ボタンを一つ押すだけ。
 
 あとは自動で完成するので、その間に他の用事を済ますことができます。しかも仕上がりは、「まるでプロが仕上げたよう」と評され、あまりの便利さと仕上がりの良さが人気のポイントになっています。


これが自動調理でできるってすごい

 30種類のレシピが付属し、ウェブ上でもレシピを公開しているので、まずは真似して作ってみるのもおすすめ。定番のかぼちゃのポタージュやコーンポタージュに限らず、エビのビスクやほうれん草のカレー、パスタソースなど多彩な料理を自動で仕上げます。

 調理のハードルを大幅に下げてくれるアイテムということがおわかりいただけたところで、実際の使用感をレポートしていきます。

「ガリバタトマトペースト」を作ったら絶品パスタができあがった!

 思っていたよりもスリムな設計ですが、容量は600mlと一度に2人から4人分をしっかり作れます。フッ素樹脂コーティングでお手入れが簡単。プラグ挿入口にはカバーがついているのでホコリや水の侵入を防ぐ配慮もばっちりです。


トマト缶、バター、ニンニクで作る「ガリバタトマトペースト」を作りました

 本体には豆乳とおからを手作りできる「SOYMILKモード」、ポタージュやペーストを作れる「POTAGE&PASTEモード」、具材の形を残したスープやおかゆを作れる「SOUP&OKAYUモード」、冷静のスムージーやジュース作りのできる「JUICE&CLEANモード」、保温のできる「WARMモード」、5つのモードを搭載しています。


ふたは上下のマークをしっかり合わせます

 自宅にある材料と相談し、レシピブックに掲載されていた「ガリバタトマトベースト」を作ってみました。トマト缶とニンニク、バター、塩コショウとシンプルな材料です。


材料を入れたら「POTAGE&PASTEモード」をセレクト

 電源を入れて、セレクトボタンで「POTAGE&PASTEモード」を選んだら調理開始。規定温度に達するまで、低速攪拌をして徐々に食材を細かくし、規定温度になると中速攪拌、最後に高速攪拌で仕上げます。完成したら湯がいたスパゲッティにかけて完成です。


トマトの酸味がマイルドで、ニンニクとバターの風味が食欲をそそります

 ポットから直接注ぐと、丁寧に裏ごしをしたような滑らかなベーストが出てきました。しっかり撹拌しているので、バターがトマト缶としっかり乳化していて、プロが作ったような仕上がり!


パスタにもしっかり絡まる絶妙なペースト具合

 これ、鍋で作ろうとしたら30分間キッチンに立ちっぱなしになるどころか、ここまですべらかにしようと思ったら手間もかかりますよね。でも「自動調理ポット」なら、お任せしている間にお風呂に入っても良いし、本を読んでいても良いし、完全に目を離せてしまうのです。

 食材のおいしさをしっかり引き出し、口当たりもマイルドでなめらかな仕上がり。何かと手間のかかる離乳食や幼児食、介護食もこれ1台お悩みを解消してくれそうです! 

 料理をしたい気持ちはあるけど、手軽に、でも妥協せずに楽しみたい。『レコルト』の「自動調理ポット」はそんな気持ちに寄り添う一台です。

(撮影・文◎亀井亜衣子)

●DATA
レコルト 自動調理ポット
希望小売価格:1万3200円(税込)
カラー:クリームホワイト、ナチュラルブラック
容量:600ml
サイズ:16.5(W)×12.0(D)×23.3(H)cm