画像はイメージ(Flicker/ William Warby )
マレーシアで、普段は川にいるワニが排水溝にいるところを発見されました。
排水溝にはまって身動きできずにいたワニ
2024年12月11日、マレーシアのクアラルリンギに住む警備員の男性が、港の近くにあるマラッカ漁業開発局(LKIM)に到着したところ、排水溝に何かがいるのを発見しました。
オオトカゲかと思いよく見てみると、そこにいたのは体長2.7mほどのワニ。
撮影された動画を見ると、100kgはあるかと見られるワニの巨体は、排水溝の幅ギリギリに挟まっていて、身動きが取れず窮屈そうです。
驚いた警備員は、ワニの救助を求めてすぐにAPM(マレーシア民間防衛隊)に連絡。
現場に駆け付けたAPMの隊員とマラッカ州野生生物局の職員は、特殊な装置を使用し、数時間かけてワニを排水溝から救い出しました。
普段は川にいるはずのワニが、なぜ排水溝に閉じ込められることになったのでしょうか。
警備員の男性は、ワニが満潮時に誤って排水溝に入り、閉じ込められてしまったのではないかと推測しています。
救助の間、衰弱していたのか、誰にも危害をくわえることがなかったというワニは、後に野生生物局に引き取られたということです。