簡単まぜるだけ!ゼラチンなしで作る濃厚レアチーズケーキ♪ピンクもかわいい

バラを育てて20年、バラ栽培のコツや自作の庭、花に囲まれた暮らしを発信するバラ愛好家・奥野多佳子さん。ガーデニングの合間に、ほっとひと息つける、冷たくておいしいレアチーズケーキの作り方を教えてくれます。ゼラチンなしで簡単に作れますよ!

ゼラチンなしの簡単レアチーズケーキのレシピ・材料

今年も猛暑、ジリジリと強い日差しで庭に出るのをためらうほどの暑さが続きます。

そんなときは、クリーミーで濃厚な冷た~いデザートはいかがですか? オーブンも使わない、混ぜて冷やすだけのレアチーズケーキです。ちょっとレモンを効かせて……。簡単レシピをご紹介します。

レアチーズケーキはゼラチンで固まらせるレシピが多いですが、ゼラチンを使わないで、生クリームの固まる力を利用した濃厚なチーズケーキのレシピです。おいしいですよ。 

材料
<クッキー生地>
・グラハムクッキー…100g
・無塩バター…60g
・レモンの皮…1個分

<レアチーズ生地>
・クリームチーズ…200g
・グラニュー糖…30g
・牛乳…15cc 
・生クリーム(乳脂肪分47%)…200cc
           
<トッピング>
・生クリーム(乳脂肪分35%)…100cc
・木イチゴ、ブラックベリー、ブルーベリー、マンゴー、キウイなど

16cmケーキ型( 底が取れるスポンジケーキ型)

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ゼラチンなしのレアチーズケーキの作り方・レシピ

土台作り

まずはクッキーで土台作りです。

1.グラハムクッキーをファスナー付きプラスチックバッグ(ジップロックなど)に入れ、棒で細かく砕きます。
2.レンジで50秒ほど過熱して作った溶かしバターと、すりおろしたレモンの皮を加え、袋の中でよく混ぜ合わせます。
3.2を型に入れ、ゴムベラで均等に広げます。
4.コップの底などを使ってしっかりと押さえます。
 
[ポイント]
・出来上がって切り分けるとき土台がパラパラ崩れやすいのは、クッキー生地を細かく砕いていないか、バターが少ないか、ギュッと押し固めてないか、でした。しっかり押し固めるのがポイントです。
・グラハムクッキーがないときは「マリービスケット」がサクサク感が似ていて同じ食感に仕上がります。
・レモンは絞ってレアチーズ生地に入れてもOKですが、クッキー生地に入れるとほんのりと香って、ふんわりおいしいです。

生地作り

レアチーズ生地はひたすら混ぜる!だけです(笑)

1.冷蔵庫から出したクリームチーズを、電子レンジで20秒加熱してゴムベラで混ぜ、グラニュー糖を加えてさらに混ぜ、滑らかにします。
2.牛乳を加え、さらに混ぜます(牛乳の代わりにレモン果汁を加えてもOKです)。
3.生クリームを3回に分けて加え ホイッパーでさらにさらに混ぜます!
4.ラップをして、冷蔵庫で2時間冷やします。

[ポイント]
・生クリームは乳脂肪分47%を使っていますが、なければ35%でもOKです。でも、47%の方が濃厚さと固まる力が違うので、ちょっと大きなスーパーで探してみてくださいね。
・生クリームを加えたら、よく混ぜてよく冷やすことがポイントです。

5.しっかり冷やしたら、今度はハンドミキサーの「高速」で泡立てます。
6.ピンとツノが立つまでしっかり泡立てます。

[ポイント]
・47%の生クリームはハンドミキサーですぐにツノが立ちますが、35%の生クリームを使うときは、しっかりと泡立ててくださいね。

7.クッキー生地を敷いた型に、ゴムベラで底の隅までしっかり入れていきます。

8.表面を平らにして、ラップをして冷蔵庫で5時間冷やします。※仕上げにトッピングをしない場合は、ここで表面をきれいに平らにするか、ウエーブを入れたり模様をつけたりします。

さて、固まりました!

冷蔵庫から出して型から抜くときは、熱湯で濡らして絞ったタオルを型の外側に巻いて、少しレアチーズケーキを溶かすと、型から抜きやすいです。でも、長くタオルを巻いたままにするのは要注意です。

このままでも十分おいしいですし、この上にトッピングしてもいいんですが、私は生クリームを、側面とトップに塗りました(生クリームは35%です)。

生クリームを塗る際は、ケーキを手で持ち上げたりするのが不安なので、型の底板をつけたまま生クリームを塗っています。トッピングが完成してお皿に移すときに底板は外します。

出来上がりました~♪

木イチゴ、ブラックベリー、ブルーベリー、そしてキウイや缶詰のマンゴーを飾ります。庭のミントもいい仕事をしてくれます。そして最後にいつも、パラパラッとアラザンを散らします……おいしくなる魔法の粒ですよ(笑)

暑い日にケーキを作る場合は、エアコンを入れて涼しい部屋で作った方が生クリームが安定します。出来上がったケーキも、暑いと溶けてだれてくるので、切り分ける寸前まで冷蔵庫に入れておいた方がいいですね。