穏やかな友人が豹変!

「とぼけんなよ。スマホ見たから全部知ってんだよ」と、普段おっとりした友人が豹変して詰め寄ります。怒りが抑えきれず、部屋中のものを夫に投げつけ、部屋はぐちゃぐちゃ。コップをたたきつけ「バカにするな!」と泣きわめきながら飾ってあった結婚式の写真までビリビリに破ったのです。

普段とは違う友人を見た夫は「どうしよう……。待って……」と言い訳を考えている様子。「何が待ってだよ。言っとくけど私は離婚しないから」と、友人は夫のスマホを奪い、後輩に電話をかけたのです。「え! ちょっとやめて」と言う間に、すぐ後輩は電話に出ました。

「残念でした、A(夫)の妻です。あなたたちのやりとり見ました。ねぇ、人の夫に何してんの? 職場にバラされたくなかったらさっさと別れて!」と言い放ったそう。後輩は「本当にごめんなさい。夫さんにはもう関わらないから職場に言うのは……」と、友人に謝ったそうです。夫はただぼうぜんとしていました。

電話を切り「私がこんなことするなんて思わなかったよね? それくらいどうにかなりそうなの。あの女はもう関わらないって。で、あなたはどうするの?」と聞くと、「本当にごめん。妻がいるのに後輩に好きって言われて調子に乗った。こんなに荒れてすごく傷つけたんだってわかった。絶対許してもらえないと思うけど、俺のことを気が済むまで殴ってよ」と言う夫。それを聞いた友人は、「もう二度と不倫なんかするな!」と思いっきりグーパンチしたそうです。

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まとめ

友人夫婦は話し合いを重ねて離婚はせずに、関係修復を頑張っています。不倫のフラッシュバックには、夫もきちんと向き合ってくれているそう。不倫の理由がどうであれ、不倫された側は自ら命を断ちたくなるくらい心に深い傷を負います。不倫は普段おっとりした友人を豹変させてしまうほど、怒りや悲しみに満ちた裏切り行為だと実感しました。今回は、友人が思いとどまってくれて本当によかったと思うばかり……。

今は、どれだけ傷ついても離婚せずに前を向くと決めた友人をサポートしたいと思っています。そして、以前のような仲良し夫婦に戻る日が来ることを願っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

著者/山﨑 みさ
30代女性・ライター。産後の物忘れの悪化に悩む、2018年生まれの男の子と2022年生まれの女の子のママ。趣味は甘い物を食べること、緩く宅トレをすること。