まさか私も他人事じゃないなんて…
母の病気から8年。先日、尿管結石について母と話していると「実は、私の弟(叔父)もよく尿管結石にかかっていて、2回救急車で運ばれているんだよね」と教えてくれました。さらに、尿管結石で通院していた泌尿器科の先生から「尿管結石は、遺伝的な原因もある」と言われていたことも知りました。「他人事じゃないかも……?」と私は衝撃を受けます。
母は医師から、尿管結石を予防するために、水分をたくさんとるよう勧められました。母も私も大のコーヒー好き。喉が渇くと水やお茶よりもコーヒーを飲むことが多いです。特に私は、振り返ると1日中コーヒーしか飲んでいなかったという日もあるほど。当時、出産経験がなかった私も、3人の子を産んだ今なら陣痛の痛みがわかります。「赤ちゃんに会えないのにあの痛みに耐えるのは無理!」と、母と一緒にコーヒーばかり飲む生活習慣の見直しを決意しました。
また、こまめな水分補給のほかにも、肉料理などの動物性たんぱく質をとりすぎないことと、適度な運動を勧められました。血縁関係のある身内に尿管結石の患者がいる人は、食事や運動の見直しや水分補給をしっかりすることをおすすめだそうです。
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まとめ
病気の痛みランキングで上位に入ることの多い尿管結石。母は、腰に来る痛みや不定期に訪れる痛みの波に陣痛を思い出したそうです。遺伝的な原因に、水分量や運動量の低下などの要因が合わさったのかもしれません。
というのも、ちょうど末娘である私が22歳で大学を卒業し、そのタイミングで母もパートとして働いていたホームセンターの仕事を辞めたことで運動量が減っていたのです。生活習慣に大きな変化があったときには、特に体調に気を付けなければいけないと実感した出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/窪田徹矢先生(くぼたクリニック松戸五香院長)
獨協医科大学医学部卒業。千葉医療センター、成田赤十字病院で研修を積み、国保松戸市立病院泌尿器科に勤務。その後千葉西総合病院泌尿器科にて医長、部長を歴任。2017年、くぼたクリニック松戸五香を開院。2024年に新鎌ケ谷くぼた皮膚科泌尿器科を開院、日本泌尿器科学会専門医・指導医。専門は泌尿器科および皮膚のトラブル、生活習慣病を含めた内科まで幅広く診察。メディア出演も多数あり、医者YouTuberとしての情報発信もおこなっている。著書に『EDかも!?と思ったら読む本』(自由国民社)がある。
イラスト/山口がたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)
著者/村上 もも
30代・ライター。2019年生まれの繊細ガール(HSC)と2021年生まれの単純ボーイ、2024年生まれのニコニコボーイの3人育児に奮闘中のママ。アクティブに遊ぶのも好きだけど、ひとりの時間は必須! 実父母と敷地内同居中。