個性的な開花習性があるポインセチア


Kwanbenz/Shutterstock.com

短日性で、昼の長さが12時間以下になる日が40~50日間続くと花芽を付けます。自然状態では10月下旬頃から花芽分化がはじまり、12月のクリスマスの頃に苞が美しく色づきます。ただし、夜間も明るい場所に置いていると花芽が分化しないので注意してください。

また短日処理により栽培された開花株は、10月頃から園芸店などに並び始めます。

(広告の後にも続きます)

ポインセチアの主な品種

ウインターローズ


Amy Lutz/Shutterstock.com

苞がカールして八重咲きのバラのように見える、ユニークで美しい品種のシリーズです。赤色のほか、ピンクや白、ピンクと白の2色咲きなどもあります。

プリンセチア


Khairil Azhar Junos/Shutterstock.com

メキシコ南西部原産のコルナストラ(Euphorbia cornastra)との種間交配によって作られた品種のシリーズです。暑さ寒さにより強く丈夫で、育てやすいです。葉はやや細く、枝はしなやかで折れにくいです。豪華な八重咲きや斑入りなど、品種がバリエーション豊富なのも魅力的です。

‘アイスパンチ’


Edita Medeina/Shutterstock.com

赤い苞に抜けるように白色が入る複色の人気品種です。暑さにやや弱く、夏の剪定は控えてください。