東カレ編集部たるもの食感度を上げねば!と、2024年話題をさらったステーションタワーへ。
編集部の鈴木が、仲間入りした里見を連れ、食の名店ひしめく「T-MARKET」で“美食食い倒れ”ホッピングをアテンド!
東京上級者になるべく美食を求めて「虎ノ門ヒルズ」へ!
[左]編集・里見(32歳)
東カレ歴3年目。Web編集部を経て今夏から月刊誌編集部の一員に。ハシゴ酒の最高記録は赤坂エリアで夜な夜な6軒。
[右]編集・鈴木(25歳)
月刊誌編集部2年目。休日前に遅めの時間からスタートするハシゴ酒も多々。飲んだ翌日に行く朝ごはんのお店を開拓中。
「T-MARKET」とは……900坪の広さに有名店が連なる美食ゾーン!
ステーションタワー地下2階にあるグルメエリア。
T-MARKET PUBLIC TABLEを予約して、フロア内のさまざまな料理をオーダーも可能。
【1軒目】「国領の奇跡」仕込みのピザとクラフトビールで“美味ハシゴ”開幕
『CRAZY PIZZA TORANOMON』/MAP:A
国領の人気イタリアン『Don Bravo』が手掛ける、神楽坂のピザ店が『CRAZY PIZZA TORANOMON』として虎ノ門ヒルズに進出。
オープンキッチンを囲む円形カウンターで気軽に立ち寄れる。
「ぶっかけピザは必食!」と意気込む鈴木。「パリッとしっとりな生地に魚介ソースがよく合う!」と名物ピザに感激する里見を見てドヤ顔。
まずは名物のぶっかけピザを!
玉ねぎ水やホエーを使用した全粒粉生地のピザを提供する。
定番ピザはハーフ&ハーフやブッラータチーズ(¥1,320)を追加も可能。
「マルゲリータとマヨコーン ブッラータチーズ」¥4,840。
クラフトビールや自然派ワインなど多様にそろえ、同店限定の『ミニマルチョコレート』とのコラボピザも話題。
【2軒目】お洒落中華の先駆け店の点心は、レアな中国酒を合わせて小粋につまむ
『雅宝ARBOL seiro』/MAP:B
「創作点心をつまみに飲むのが中華好きにはたまらない!」と鈴木のプッシュでやってきた。
神楽坂のイタリアンや神田淡路町にあるモダンチャイニーズの姉妹店で、蒸籠を使った数々の点心と小皿中華を提供する『雅宝ARBOL seiro』。
「麻辣小籠包」(¥800)と「松茸と六白黒豚の焼売」(¥600)には、高級老酒「石庫門(シークーメン)」(グラス¥3,200)を。
「ひと口でダイレクトにくる濃さが旨い!」と感動する里見。
スープと味わう「金時豚の皿焼売」(¥1,200)は同店限定メニュー。
通路から厨房の調理風景が見え、湯気や香りにつられて入店する人が続出。
ゆったり食事ができるソファ席もある。
■店舗概要
店名:雅宝ARBOL seiro
住所:港区虎ノ門2-6-3 虎ノ門ヒルズ ステーションタワー B2F
TEL:03-6206-1329
営業時間:【月~金】ランチ 11:00~(L.O.14:30)
ディナー 17:00~(L.O.22:00)
【土・祝】11:00~(L.O.22:00)
定休日:日曜
席数:カウンター10席、テーブル8席
【3軒目】“Äta”と有名ワイナリーのコラボ店だなんて、グイグイ飲んで食べるしかない!
『Äta CAVE DʼOCCI』/MAP:C
『Äta CAVE DʼOCCI』には、代官山『Äta』や系列店でも扱う、新潟の人気ワイナリー『CAVE DʼOCCI』のフルラインナップがそろう。
着席と立ち飲みのカウンターがあり、掛川哲司シェフが打ち出す逸品とワインを気軽に楽しめる。
自家製モルタデッラにワインが合う!
ワイナリーの工房から届くハムやソーセージも味わえる。
「生牡蠣」1P¥650、「自家製モルタデッラと半熟卵」¥1,000。
「ぺんぎん」¥6,930、「ブラン・ド・ブラン」¥8,800、グラスワインは¥1,210~。
ここでしか飲めないビールはマスト!
『CAVE DʼOCCI』のクラフトビール(¥1,320)も人気で、味わえるのは都内で唯一ここだけ。
ソーヴィニヨンブランのような軽やかな香りが美味。
【4軒目】予約困難店のラーメンで〆って今日、贅沢過ぎません!?
『鍈』/MAP:D
恵比寿の焼き鳥店『鍈輝』の分店『鍈』。
さば節や片口煮干し節、昆布など5種をブレンドした和だしのおでんと、数種類の地鶏を使った鶏だしの鶏らぁめんで極上の〆を堪能できる。
「麺は別腹」とばかりに醤油味の「鶏らぁめん」(小/¥800)をオーダー。
「飲んだ後のラーメンが五臓六腑に染み渡たる~」と唸る里見と、スープまで飲み干す鈴木。半ラーメンがあるのもハシゴ酒の〆に嬉しい。
鶏の旨みが凝縮し、よりあっさりとした出汁に進化したおでんと日本酒でちびちび飲むのも至福。
日本酒1合¥700~、おでん¥300~。
【Finish!】4時間10分飲み歩いた感想は……
有名店の美食の数々で満腹に。こんなにグルメなハシゴ酒って他にない!
飲んで食べて大満足のふたり。「駅直結ですぐ美食にありつけるなんて最高!職場の近くにこんな場所があったらいいな」とご満悦の里見を見て満足気な鈴木。
予約困難店や行列店の姉妹店も気軽に入れる「T-MARKET」は、ハシゴ酒に最適。
「まだまだ“良い店”巡りましょう!」と早速次回のハシゴ酒を提案する鈴木だった。
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【グルマンに刺さる「美食の手土産」はこれだ!】
1.目上の方に差し上げたい“おぎ乃”の限定わらび餅
予約困難店『赤坂 おぎ乃』の店主・荻野聡士さんが手掛ける『赤坂おぎ乃 和甘』。
沖縄県波照間島産の黒糖を練り込んだ「黒糖わらび餅」(1箱¥3,000)は、なめらかな口どけが感動モノ。別添えのきな粉と楓糖で、華やかな風味に。
2.“タクボ”で最後に供されるあのフィナンシェなら間違いない
肉イタリアンの雄『TACUBO』が手掛ける『DOLCE TACUBO CAFFE』。
大人気の「フィナンシェ」1個¥400(焼き立て)は、アーモンドプードルに焦がしバターをたっぷり入れた香ばしい生地が美味。焼き立てを1個から購入できる。
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