丸岡城や東尋坊など福井県の観光スポット巡りを楽しんだあと、続いてやって来たのは海岸沿いのリゾートホテル。北陸の海の幸が並ぶ豪華な夕食や温泉で旅の疲れを癒やし、翌日は情緒あふれる港町を散策しました。
今回は、福井旅〈後半戦〉の様子をリポートしていきます!
「休暇村 越前三国」で過ごす至福のひととき
福井旅1日目の最終目的地は、越前加賀海岸国定公園に位置する温泉リゾートホテル「休暇村 越前三国」。広大な敷地には日本海の景観を堪能できる全室オーシャンビューの客室をはじめ、広々としたテラスやプール、テニスコートなどが併設されています。
夕食は、季節ごとにラインナップが変わる創作会席に舌鼓。「せっかく北陸に来たのだから海の幸は外せない!」と思っていたところ、とらふぐの厚引きや旬魚の刺身が運ばれてきたので、思わずガッツポーズしてしまいました(笑)。ふぐの唐揚げはほろほろと身がほぐれ、歯ごたえのある厚引きとの食感の違いが楽しい!
福井を代表するブランド牛「若狭牛」の白みそすき焼きやカツサンドも絶品でした。
ちなみに、「休暇村 越前三国」では、冬になると「越前がに」のコースが登場。かに刺しや焼きがに、天ぷら、雑炊など、かに尽くしの贅沢なメニューが並ぶそうですよ!
※漁の状況によって変更になる可能性あり
豪華な夕食を心ゆくまで堪能したあとは温泉でリフレッシュ。ナトリウムやカルシウムを豊富に含む「荒磯の湯」が旅の疲れを癒やしてくれます。
そして、露天風呂へと続く扉を開けると目の前には解放感たっぷりの空間が! 澄み切った冬の夜空には星が瞬き、春は目の前の広場に桜が咲き誇り……。季節に応じた趣深い風景を楽しむことができるのも、「休暇村 越前三国」の魅力です。
【休暇村 越前三国】
住所:坂井市三国町崎15-45
アクセス:(福井駅からの場合)えちぜん鉄道三国芦原線で約45分、三国駅下車。バス1番乗り場から京福バス東尋坊線「芦原温泉駅行き」で約25分、休暇村越前三国下車。
公式サイト:https://www.qkamura.or.jp/echizen
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レトロ建築巡りを楽しむなら「三国湊」へGO
旅2日目はホテルを早めにチェックアウトして街を散策することに。30分ほどバスに乗りたどり着いたのは、江戸時代から明治時代にかけて船交易で栄えた港町「三国湊」。歴史的な建造物が残る風情ある街並みに心が弾みます。
マチノクラ
三国湊の歴史に触れるなら、レトロな建物が連なるきたまえ通りにある「マチノクラ」がベスト。船交易が盛んに営まれていた三国湊の繫栄期の様子を、映像や資料を通じて学ぶことができます。現在の落ち着いた雰囲気もステキですが、当時は貿易の要所として相当にぎわっていた様子。その頃の街並を想像しながら歩いてみても楽しいですよ。
【マチノクラ】
住所:福井県坂井市三国町北本町4-6-48
営業時間:10:00~16:00
定休日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
見学料:150円(中学生以下は無料) ※旧岸名家との共通入場券は200円
公式サイト:http://mikunikaisyo.org
旧岸名家
続いて訪れたのは「マチノクラ」の数軒先にある建物「旧岸名家」。三国湊で材木商を営んだ新保屋岸名惣助が住んでいた町家で、「かぐら建て」という様式や家具が残された貴重な文化施設です。建物に興味がある方は、ボランティアスタッフの方によるルームツアーへの参加がおすすめ。軽快なトークととに部屋中をくまなく案内してくれます!
【旧岸名家】
住所:福井県坂井市三国町北本町4-6-54
営業時間:9:00~17:00
定休日:水曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
見学料:100円 ※マチノクラとの共通入場券は200円
公式サイト:http://mikunikaisyo.org
旧森田銀行本店
レトロ建築巡りのラストは、大正9年に建設された「旧森田銀行本店」へ。洋館のようなハイカラな外観が印象的ですが、漆喰模様をあしらった非常に美しい内観も魅力。しかも、県内最古の鉄筋コンクリート建築なのだそう。豪商として名をはせた森田家のすさまじい経済力に、開いた口がふさがりません……。現在は、登録有形文化財として大切に保護されています。
【旧森田銀行本店】
住所:福井県坂井市三国町南本町
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始
見学料:無料
公式サイト:http://mikunikaisyo.org