食洗機の人気メーカー 

国内・海外の食洗機メーカーの中から、人気のある4社の特徴・メリット・デメリットをご紹介します。

食洗機の国内・海外メーカーの比較

国内メーカー
海外メーカー

代表商品

特徴

メリット

デメリット

パナソニック

リンナイ

Miele(ミーレ)

BOSCH(ボッシュ)

スライドオープン/フロントオープン

耐用年数は約10年

フロントオープン

耐用年数は15~20年

海外製より設置費用が安い

電気で乾燥するので水滴が残らない

  • 商品バリエーションが豊富で選択肢が多い

    (パナソニック)
  • シンク下に後付け設置できる食洗機がある

    (リンナイ)
  • 洗浄力が高く予洗いが不要

    1日分の食器をまとめて洗える

    余熱乾燥方式で乾燥に電気代がかからない

    庫内がステンレス製で劣化しにくい

    予洗いが必要(一部不要)

  • 庫内が樹脂製で劣化しやすい

    (パナソニックのフロントオープンはステンレス製)
  • 設置費用が高額

    余熱乾燥方式は水滴が残る場合がある

    後付けは難しいケースもある

    海外製やフロントオープンタイプが人気

    初期費用は、国内メーカーのスライドオープンタイプであれば、25~35万円が相場です。

    一方、海外メーカーの場合は、40万円以上からハイグレード商品になると100万円近くかかるものもあります。それでも海外製食洗機の人気は高く、LIXILのキッチンには標準仕様としてMieleの食洗機がラインナップされているほどです。

    海外製の食洗機は後付け可能とされていますが、基本的に専用の給水・排水管を立ち上げる必要があり、200Vの専用電源も必要です。後付けが難しいケースも多々あるので、設置条件をクリアできた場合のみ可能と考えておきましょう。

    また、海外製フロントオープンタイプの人気を受けて、国内メーカーのパナソニックとリンナイからもフロントオープンタイプの食洗機が販売されています。

    >>オーダーメイドキッチンで海外製食洗機を導入した事例

    国内メーカーは豊富なバリエーションと価格が魅力

    フロントオープンタイプは人気ですが、費用が高額、食器の出し入れの際に腰に負担がかかるといったデメリットもあります。

    一方、スライドオープンタイプは価格がお手頃、食器の出し入れがしやすい、少量でも気兼ねなく洗えるのが魅力です。商品のバリエーションが豊富で、後付けに対応できる食洗機もあるので、状況に合わせて検討しましょう。

    (広告の後にも続きます)

    食洗機交換や後付け、キッチン本体の入れ替えを依頼できる業者は?

    食洗機の交換や後付け、システムキッチンの交換リフォームの依頼先は、住宅設備メーカーや新築時の工務店、リフォーム業者などが挙げられます。

    食洗機の施工は水漏れトラブルが伴う場合もあるので、キッチンリフォームを得意とする業者に依頼することが大切です。

    また、キッチンリフォームを得意とする会社は、海外製食洗機の取り扱いに慣れていたり、食洗機の設置が難しいケースにも対応できる提案力があったりすることも。食洗機の設置を諦めてしまう前に、一度相談してみましょう。