完全分離型二世帯住宅ってどんな家?メリット・デメリットも解説

完全分離型二世帯住宅はどんな人におすすめ?

完全分離型二世帯住宅をおすすめしたいのは、下記のような人です。

・親子で近くに住みたいが、プライバシーは尊重したい人

・長期のライフプランに対応できる住宅に住みたい人

 

親子で近くに住みたいが、プライバシーは尊重したい人

高齢者の住宅と生活環境に関する調査結果によると、高齢者の29.0%が子どもと同居ではなく近居をしたいと考えています。また、家族と地域における子育てに関する意識調査報告書によると子ども世帯の48.6%が祖父母と近居を望んでいます。

この結果からみると親子で近居を望み、二世帯住宅を望むケースは多いと思われます。さらにお互いのプライバシーを尊重したい親子は、完全分離型二世帯住宅がおすすめです。

 

長期のライフプランに対応できる二世帯住宅に住みたい人

完全分離型二世帯住宅であれば、下記のような長期のライフプランに対応できます。

子世帯が転勤で空き家となる場合、子世帯の住空間を賃貸物件にできる

親世帯が施設入居や死亡などで住まなくなった場合は、親世帯の住空間を賃貸物件にできる

親世帯が住まなくなった住空間に、孫世帯が住むことも可能

 

まとめ:

完全分離型二世帯住宅とは、親世帯と子世帯が一つの建物に暮らす二世帯住宅の中で、それぞれの住空間が完全に分離している住宅のことです。お互いのプライバシーを確保しやすい、適度な交流を保てる、2種類の住宅ローンの組み方ができる、節税に役立つ、といったメリットがあります。

親子で近くに住みつつプライバシーを重視したい人には、完全分離型二世帯住宅がおすすめです。