基本の入り方とサウナ別のポイント
ミストサウナやドライサウナなど種類は違うものの、入り方は基本的に同じです。しかし、サウナの特性を活かした入り方をすることで、さまざまな効果を感じやすくなります。
基本の入り方
<基本の入り方>
1.水分補給をする
脱水症状を防ぐためにしっかりと水分補給をする。
2.利用する前に髪・体を洗う
サウナ室に汚れを持ち込むのを防ぐために髪や体を洗う
3.サウナ室に入る
深呼吸を行いリラックスすることが大切。サウナの種類や体調に合わせて無理のない時間で入る
4.水風呂に入る
汗をしっかり流してから水風呂に浸かる
5.休憩
外気浴スペースで10分ほど休憩する。体が冷えないようにタオルなどをかけると良い。
6.水分補給
2〜6を2.3回繰り返す
利尿作用で脱水症状のリスクが高まるため、アルコールを飲むのはやめましょう。日常的に薬を服用していたり、心臓病や慢性的な高血圧を患っていたり、妊娠していたりする人はサウナに入るのは避けるか、医師に相談をするのが安心です。
ミスト・スチームサウナに入る際のポイント
サウナに入る目安は20〜30分。ミスト・スチームサウナは低温なので、入る前にお風呂に浸かると冷えを防げます。また体が温まっていると毛穴が開き、より効果を実感できるでしょう。
また、ゆっくり入ることでじんわりと汗をかきます。低温サウナは冷えることもあるので、サウナ室から出た後は水風呂ではなく、ぬるめのシャワーでも問題ありません。
遠赤外線サウナに入る際のポイント
サウナに入る目安は15〜20分です。中温サウナの場合、温度がそれほど高くなく、長時間入っても熱さを感じにくいため、脱水症状のリスクがあります。最初は短時間から、そして必ず水分補給をしてから入るようにしましょう。
遠赤外線サウナの場合、通常のサウナのように「サウナ〜外気浴」を繰り返さなくても大丈夫です。
ドライサウナに入る際のポイント
サウナに入る目安は5〜10分。ドライサウナの室内は2〜3段になっていて、上に行けば行くほど高温になります。上段が90〜100度、中段は70度程度です。場所によって室内温度が異なるので、最初は入り口付近の中段から始め、徐々に上段へ移動し調整するのが良いでしょう。
水滴が蒸発する際に体が冷えて発汗しにくくなるので、体に付いた水滴を拭きながら入ります。髪や肌が痛みやすいので、濡れたタオルで髪を巻いて保湿するのがおすすめです。
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サウナの温度は何度がベスト?
サウナは「この温度だから体に一番良い」といえるものではなく、目的に合わせて選ぶのがポイントです。またその日のコンディションにあった温度や好みによってそれぞれサウナの種類も異なります。
美肌・リラックスが目的なら低温(40〜60度)
ミスト・スチームサウナは、水分が乾燥を防ぎながら老廃物や汚れをとってくれるので美肌効果が期待できます。また40度くらいの温度は副交感神経が優位になるといわれているので、リラックス効果も得られるでしょう。
肩こり・冷え性改善が目的なら中温(65〜70度)
遠赤外線サウナは体をゆっくり芯から温めるので血行が促進され、肩こりや冷え性を改善する効果が期待できます。睡眠の質を向上したり、自律神経のバランスを整えたり、筋肉疲労を回復したりなども効果があると言われています。ドライサウナよりも熱くなく、ゆっくり入れるので初心者にも向いています。
「ととのう」が目的なら高温(80度〜)
「ととのう」感覚を味わいたいならドライサウナがおすすめ。ととのうとは、サウナ〜休憩を繰り返すことで心身ともに整った状態です。トランス状態となり、頭がクリアですっきりし、体がふわっと軽く感じる感覚になります。
また短時間でリフレッシュしたり、大量に汗をかいたりしたい人もドライサウナが良いでしょう。疲労回復やむくみ解消に効果的です。
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