家の湯舟より広くてゆっくり入れる銭湯ですが、興味を持っているものの、必要な持ち物やマナーなどがよくわからず実際に足を運べていないという人もいるでしょう。今回は銭湯の持ち物チェックリストや利用の流れ・マナーを中心に解説します。またメガネユーザーに向け、銭湯利用時に使える便利なメガネも紹介します。
銭湯に行くときの持ち物チェックリスト
銭湯に行くときは持ち物の準備が必要です。必需品と言える基本の持ち物と、人によっては役立つ、あると便利な持ち物をそれぞれ紹介します。
基本的に必要な持ち物
銭湯に行く際、使う可能性が高い必需品ともいえる持ち物は次の通りです。
・お金(小銭)
・着替え
・タオル類
・シャンプー/ボディソープ類
最近では電子マネー等が使用できる銭湯もありますが、ロッカーの使用など小銭を準備していくとよいでしょう。お風呂から上がった後に着る着替えや、体を拭くタオル類なども必要です。浴室にタオルの持ち込みが可能な銭湯は、体を洗うタオルを持っていくのも便利。シャンプー類やボディソープも備え付けがあるか確認して、ない場合は持参してください。
あると便利な持ち物
次に挙げる持ち物は、人によってはあると便利なアイテムです。
・シャンプー類を入れるバッグ
・汚れものを入れる袋
・ヘアゴム・シャワーキャップ
・メイク落とし・スキンケア
・お風呂専用メガネ
・コンタクト(コンタクト洗浄液等)
シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどは散らばりやすいので、ビニールバッグのような水場でも濡れにくいバッグにまとめると便利です。脱いだ服・下着など汚れものを入れる袋もあると良いでしょう。
髪が長い人はまとめるためのヘアゴムやシャワーキャップなども使います。メイクをした状態で銭湯に行く場合は、メイク落としも忘れずに。またスキンケア用品を持っていけばお風呂上りにすぐケアできます。
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銭湯利用の基本的な流れ
銭湯に実際に行く前に、銭湯を利用する際の基本的な流れも押さえておきましょう。なお利用時の細かい流れやルールは銭湯によって異なる場合も。自分が行く銭湯のルールを優先してください。
1.銭湯に入場して料金を支払う
まずは銭湯に入場します。靴は下駄箱に入れ、受付で料金を支払いましょう。料金は都道府県ごとに上限が設定されています(例:東京は480円まで)。入口は男女で分かれているので、それぞれ入場します。
2.脱衣所で入浴の準備をする
脱衣所に入ったら入浴の準備を始めます。貴重品は鍵の付いたロッカーへ。脱衣用のロッカーに鍵が付いていることもあります。ロッカーの鍵は身に着けて入浴中も手離さないようにしましょう。衣服をすべて脱いだら浴室に移動します。
3.入浴する
浴室はすべりやすいため、ゆっくり歩いて移動します。体を洗ったり湯舟に使ったりリラックスしながら楽しみましょう。さまざまな種類の湯舟やサウナなどを用意している銭湯もあります。
4.脱衣所で身支度をする
入浴後は脱衣所で身支度をします。また入浴すると体の水分が不足しやすいので、飲み物で水分補給しながら一休みするのも良いでしょう。最後は忘れ物がないか身の回りを確認してください。