2024年夏『Espresso』が世界的大ヒットとなり、アルバム『ショート・アンド・スウィート』が全米・全英で第1位に。2025年、第67回グラミー賞では初ノミネートにして6部門で候補となっている最旬ポッププリンセス、サブリナ・カーペンターが、「ヴェルサーチェ」のサングラス『メドゥーサ ビギー』の新たな顔に選ばれた。マリ・クレール インターナショナルのフランス版デジタル記事よりお届け。
「ヴェルサーチェ」の新しい顔、サブリナ・カーペンターは、誰も予想していなかったファッションスターになるかもしれない
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「ヴェルサーチェ」はアイコニックなサングラス『メドゥーサ ビギー』の新キャンペーンで、米歌手兼俳優サブリナ・カーペンターをミューズに選んだ。
1990年代、ニューヨークのラッパー、ノトーリアス・B.I.G、通称「ビギー」は音楽シーンに旋風を巻き起こし、世界中で新たなラップアイコンとしての地位を確立した。彼のラップスタイルはいつまでも人々の記憶に残るものだが、豪ブランド「クージー」のニットと、「ヴェルサーチェ」のサングラスを強調した彼のアイコニックなルックも同様に印象的だった。そこで、イタリアのラグジュアリーメゾン「ヴェルサーチェ」は彼に敬意を表して、最も有名なフレームの名前を変えた。
そして今、フランス人バスケットボール選手アレクサンドル・サーとともに、『メドゥーサ ビギー』のアイウェア・キャンペーンを体現するような、新世代のミュージックアイコンが選ばれた。彼女もまた、独自の方法でファッションの歴史を作ることを約束している。
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ビギーたちと一緒に、より美しい人生を
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ドナテラ・ヴェルサーチェは、2024年12月9日(現地時間)に報道関係者に送ったリリースの中で、「ビギーのコミュニティには、反逆者、先見者、そして本物のヴェルサーチェ・スピリットを擁護する人たちが集まっています」と述べている。ブランドが新しいキャンペーンの顔として、このアメリカ人シンガーを選んだ理由を理解するために、これ以上調べる必要はない。サブリナ・カーペンターは、そのすべての一部を体現している。
2024年音楽シーンを席巻したサブリナは、陽気な天然キャラで大衆を魅了した。ロマンチックなバラードを歌う彼女は、如才ないイメージのポップスターになることを否定し、ユーモラスであると同時に色気たっぷりな歌詞のポップソングを歌うことを楽しんでいる。またあるときには、俳優バリー・コーガンとの交際(今は終わっている)に抱いていた希望について、率直に語ることもあった。
要するに、サブリナ・カーペンターは自分のルールに従って行動しているのであり、だからこそドナテラは彼女に真のヴェルサーチェ・ウーマンの魂を見出したのだろう。
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フォトグラファーのロージー・マークスが撮影したショットの中で、ペンシルバニア生まれのサブリナは、いつものように非常に“ベビードールコア”な美学を採用し、『メドゥーサ ビギー』のメガネをかけた都会的なスタイルと組み合わせている。これはサブリナが「どんな場面でもマスト」と考えているモデルだ。