5. 設立後の手続きの不備

事例:登記が完了したが、税務署への届出を忘れてしまい、数カ月後に税務署から催促を受けた。結果として、期限切れによりペナルティが発生した。

原因:登記が完了しただけで安心してしまった、登記後の手続きを把握していなかった

〈回避策〉

・登記後の手続き(税務署や年金事務所への届出、許認可申請など)を事前にリスト化しておく。

・登記完了後の具体的なスケジュールを立てておく。

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6. 登録免許税の過不足

事例:登録免許税の不足が発覚し、申請が受理されなかった。

原因:資本金の計算ミスなど

⇒登録免許税は資本金額に応じて計算されますが、計算ミスをしていたり、資本金を変更した際に正確に反映されなかったりなどのケースがあります。

〈回避策〉

・登録免許税が【資本金×0.7%(15万円に満たない場合は15万円)】で計算されることを知っておく。

・資本金に金額変更があった場合、必ず税額を再確認する。