インスタグラムやブログでフォロワーの体験談を基に、不妊治療のあるある・衝撃体験マンガを描いているぺ子さんによる、乳がんを患った母との思い出を描いたマンガ。
ペ子さんが9歳のとき、母親が乳がんで手術を受けることに。手術は成功し、療養後は職場に復帰できた母。このまま元気になるのだと信じていたのですが、1年たったころに乳がんが再発し……。
母の闘病生活が始まる
ペ子さんが9歳のときのこと。母親が乳がんの手術を受けましたが、術後の経過は順調で、職場にも復帰を果たします。母はこのまま元気になるものだと、家族全員が思っていました。
しかし1年後、脇の下あたりにしこりがあることに気付いて……。母親はどうしても乳房を残したいと願い、乳房温存手術を選択していました。そして、その脇の下に、がんが再発。母の再度の入院が決まったのです。
1年前に、乳房温存手術を受けた母。
脇の下にしこりがあることに気付き、再検査を受けました。
結果は、乳がんの再発と肺へ転移でした。
まずは、肺がんが乳がん由来のものなのか調べることに。
そこから母の闘病生活が始まります。
がんを切除し薬での治療に励む日々。体や精神に大きく作用していたと思います。
それでも母は、私たちの前では気丈に振る舞っていたのです。
----------------
闘病生活はつらいことも多かったと思いますが、ペ子さんたちの前では笑顔でいてくれたというお母さま、強いですね。ペ子さんたちの存在が、大きな支えになったでしょうね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修/沢岻美奈子先生(沢岻美奈子 女性医療クリニック院長)
乳がん検診を含め、女性特有の検診をワンストップでできる神戸の婦人科クリニック「沢岻美奈子女性クリニック」院長。市検診や企業検診含め、年間約3000件の検診をおこなっている。乳がんサバイバーも多い更年期世代の患者さんとのやりとりを通じて日常の診察で感じ考えることや、女性のヘルスケア専門医目線での医療情報をInstagramに毎週投稿し、podcastでも「女性と更年期の話」で発信している。
著者/ぺ子
不妊治療を経て3人出産。Instagramのフォロワー様からいただいた体験談を基に、不妊治療のあるある・衝撃体験マンガを描いている。Instagram:@pntmaster