経験豊富なアドバイザーと一緒に悩みを解決
LIXILオンラインショップの「整理収納サービス」は、整理収納のプロが自宅にやって来て、ベストな整理収納方法を提案し、実際の片付けを手伝ってくれるサービスです。
インターネットから申し込み、アンケートに答えると、LIXIL住生活ソリューションが選定した最適な整理収納アドバイザーのプロフィールシートがメールされてきました。
プロフィールシートには、担当アドバイザーの名前や対応エリア、資格などと合わせて写真が付いてきます。これを見ることで、室内で提供されるサービスならではの不安感が多少なりとも解消されました。その後、本人から電話をもらって日時を決定、当日を迎えました。
当日は、いくら整理収納を手伝ってくれるからといって、あまりに家が汚くては恥ずかしいと、朝から机の上を片付けたり、軽めに掃除をしたり……。そんな自分におかしさを覚えながらも、ちょっとドキドキしながら待っていると、約束の時間ちょうどにインターフォンが鳴り、写真の女性がやってきました。
玄関を上がると、手慣れた様子でエプロンをつけ、持参したルームシューズを履いて、あっという間にスタンバイ完了。リビングに移動して、あらかじめアンケートに記入した収納の悩みや要望に沿って、当日の作業の流れを打ち合わせました。
写真提供=LIXIL(リクシル)住生活ソリューション
その後は、家の中をひと回りして、大枠でのアドバイスをもらった上で、いよいよ今回の注力ポイントであるキッチンへ。
キッチンに関する私の悩みは、「頻繁には使わないものの、捨てられない食器が多い」「大皿を高い位置に重ねて収納しているので、取り出すのが重くて大変」などなど。これらの悩みを解決する上で参考になる原則として、次の3点を提案されました。
・重いモノは下に
・頻繁に使うモノは使いやすい位置に
・同じジャンルのモノはまとめて
ちょっと考えればわかることとはいえ、そこは限られた収納スペースをめぐるパズルのような世界。プロでも、一発でベストな案が提示できるわけではなく、原則に則ってトライ&エラーを積み重ね、ベストな収納方法を編み出していくことになりました。
お約束の3時間のうち、こうして一緒に手を動かしたのは2時間半ほど。その間、自分一人では決めかねていた古い食器の断捨離をすすめてくれたり、残り物のウエットティッシュは乾燥する前に食器棚を拭くのに使うといい、などのちょっとしたコツを教えてもらったりしながら、我が家のキッチン収納は、使いやすく生まれ変わったのです。
Before
After
「頻繁に使うモノは使いやすい位置に」という原則に則って、ラップ&ホイル類は必要な分のみを使いやすい位置に。それまで大量のストックを入れていたシンク下の引き出しには、普段使いのトレイやパン籠、コースターなどを移動しました。
これまで高い位置にあった大皿は、下の引き出しに移動
料金は1万7600円(税込、※2019年11月取材当時)で、私の場合は後払いの振り込みを利用しましたが、クレジットカードで支払うこともできるとのことでした。
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新時代の始まりに、改めてモノとの付き合い方を見直してみよう!
「整理収納サービス」の利用から数週間たった今日、新たな収納場所がわからなくなったり、間違って別の棚を開けてしまったりすることはあっても、かつてのように思いっきり背伸びして高い所にあるお皿を取るようなことはなくなり、我が家のキッチンはグンと使いやすくなりました。
一方、片付けに関する私のもう一つの悩みであった書類の整理については、「こんまり流片づけ体験セミナー」のQ&Aの時間を使ってコンサルタントに相談してみました。
結果、アドバイスされたのは、蓄積された書類の山は1枚ずつ確認して所定の位置に収納するしかないものの、さらなる書類の増殖を防ぐため、持ち帰った書類は入手当日のうちに収納する、ということ。
それから数週間、このルーティンをおおむね守っているものの、所定のファイルに収まりきらないような書類もあり、これらについてはセミナーで紹介された「5つのステップ」をさかのぼることで、収納方法そのものを見直す必要がありそうです。
そんなこんなでこのお正月は「こんまりメソッド」に則って、仕事の上でのときめきについても今一度、考えてみようかと思っています。
50代は、人生のセカンドステージに向かうプレ世代。令和になって初めてのお正月に、みなさんも、自分の将来ありたい姿を改めて考えるとともに、それに合わせてモノとの付き合い方を見直してみては?
週末の片付けと掃除で気持ちがスッキリするように、セカンドライフの道筋がスッキリと見渡せるようになるかもしれません。