Q.ウォーキング中に人とすれ違うとき、マスクは?
A.外していても問題ない
B.すれ違うときだけでも着ける
正解はA:一瞬すれ違うだけなら感染の心配はいりません
飛沫感染は、1m以内の距離で、ある程度の時間マスクなしで会話することなどで起こります。一瞬すれ違うだけなら感染の心配はいりません。ただし、もし立ち話をするなら、屋外であってもマスクをし、適切な距離を取りましょう。
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Q.感染症で自宅療養しているときは?
A.極力じっとして安静にする
B.無理のない範囲で体を動かす
正解はB:血栓症予防のためにも、下肢を中心に軽く動かしましょう
感染症だからと動かずにいると、全身の血行が悪化し、かえって回復が遅くなることも。特に新型コロナに感染すると血管内で血液が固まりやすくなり、いわゆる「エコノミークラス症候群」の発症リスクも高いといわれています。かかとの曲げ伸ばしなど、下肢を中心にできる範囲で動かしましょう。
3回にわたり紹介してきた、冬の感染症予防対策。年末年始は人と会う機会も増えるので、ぜひ意識して取り入れて、今年の冬も元気に乗り切りましょう!
取材・文=新井理紗(編集部) イラストレーション=高橋マサエ
※この記事は、雑誌「ハルメク」2023年1月号を再編集しています