自然に切り替わるのを待つ
最終的に、自然に伸ばして白髪染めの部分を切りながら、すべて染めていない髪になるのを待つのがきれいなグレイヘアへの近道と思い、何もしないことにしました。私は顎までのショートボブなのですが、現在、毛先から12~15cmほど白髪染めの部分が残っています。伸びた部分をちょこちょこ切りながら今の長さをキープすると、グレイヘアと以前染めた黒髪の部分が混在するツートンカラーの状態が終わってグレイヘアだけになるのは約1年後。せっかくなので、移行期間を楽しむことにしました。
白髪染めをした黒髪部分を巻き込むようにサイドの髪をねじってピンで留めて根元のグレイヘアを目立たせたり、分け目が見えないように髪の流れを変えてふわっと立ち上げて黒髪部分が多く見えるようにしたり。グレイヘアの分量が多いと髪の雰囲気がやわらかくなり、似合わないと思っていたパステル系のメイクが似合うようになりました。
また、好んで着ていたモノトーンの服は沈んだ印象になり、逆に派手だと思っていた原色系の強い色の服が映えるように。ファッションを含めて、年齢を重ねた新しい自分を発見できて新鮮でした。気が重かった移行期間も気の持ちようで楽しめるものだなと思いました。
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まとめ
グレイヘアにしようと決めてから約4カ月がたち、途中カラートリートメントで染めうっすら黄色になっている部分を除き頭頂部から3cmくらいが完全なグレイヘアになりました。ちょこちょこ白髪染めの部分を切っているので長さはずっと顎(あご)までのボブなのですが、その半分がグレイヘアになったら、思い切って染まっている部分を切って耳が出るくらいのベリーショートにしようかと思いワクワクしています。
移行期のツートンカラーが嫌でグレイヘアを諦めかけたときもありましたが、グレイヘアを積極的に楽しむ新しい自分にも出合えたので、白髪を染めないという選択をしてよかったと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
著者/西野 和歌子
50代女性。3人の息子たちが成人し、子育てを卒業。自分のための時間を楽しんでいる。