東カレ編集長も唸る。「行ってよかった!」と本気で思える2024年にオープンした店6軒 Part1

「本当に行ってよかった」と思えるレストランに、これまでいくつ出合えただろうか。

印象に残るレストランは、美味しいだけじゃなく五感を刺激し、強烈な印象を訪れた人に与える。

2024年にオープンし、東カレ編集部員も唸った店をそのリアルな声とともに紹介する。



1.今年、最高潮に盛り上がる虎ノ門エリアの中でも“港区の夜”を象徴する一軒 ――編集長・日紫喜康一郎

『KEI Collection PARIS』@虎ノ門



2024/3/26 OPEN

専用エレベーターで向かった49階には、東京の輝きが広がる



デートの誘いがあった時、エリアの響きは少なからず心象に関わってくる。その話でいうと「虎ノ門」はいま手堅い。

昨年秋に虎ノ門ヒルズのステーションタワーが開業して、新たなグルメ街として完全にととのったエリアだからだ。

食の感度が高い大人は既に行ったはずだが、ステーションタワー49階が未踏なら、目玉をまだ知らないとも言える。

そこにはプールがあり、世界最高クラスのシェフの店がある。パリで仏版ミシュラン三ツ星を5年連続で獲得するシェフ・小林 圭氏が監修する『KEI Collection PARIS』だ。

45階から専用エレベーターで店に向かう導線は否応なしに期待を高める。

そして扉が開き目の前に広がるのは、地上250mの東京の夜景。

天空に浮かぶステージのようなフロアに小林氏が厳選した家具が並ぶ。柔らかなレザーの椅子に腰を下ろすと、夜景の煌めきにオープンキッチンの躍動感が重なり、未知の東京を体感。

いい夜の始まりが、大人の瞳を輝かせる。



アラカルトで自分好みのコースを作れる楽しさがある



とびきり艶やかな空間でありながら、誰もが肩肘張らずに食を楽しんでいる。その理由は、実は小林 圭氏初のアラカルト形式の店だから。

メニューを開くと前菜とメインでページが分かれ、グリル料理からフレンチに遊び心を加えた料理までが並ぶ。

前菜はシェフがパリでも出す最中などで、メインは銘柄牛やオマール ブルー等。自分好みのコースを組むための相手との作戦会議も楽しい時間である。

まさに店のテーマ“大人の遊び場”のとおり。お互いの食の趣味を知ることも興味深い。

泡酒で乾杯をして、時期によってはカニやキャビアが詰まった最中をさくっとかじれば、気分は高級なやんちゃ。

夜遊びモードの金曜デートにも最適だ。

三ツ星シェフのスピリットが生きる料理を仕事終わりに食べることは、港区のなかでもトップの特別感。

名脇役は、心を明るくする鮮やかな器。窯元に特注しているそれらは、肉のメインなら保温性も高まるように分厚くするなど、心配りの具現化だ。

メニュー後半には嬉しいサプライズが。“Secréte”の下にパスタとカレーの文字。天空のラグジュアリーな世界観と、わんぱくメニューのギャップが面白い。

その〆シリーズは日毎に変わり、ハヤシライスが作られる日もある。

カレーのポイントは赤ワインを煮詰めたソースをかけていること。ワインの深みと酸味がルウにまだらに混ざるニュアンスがクセになる。

ディナー最後のお約束は「虎ノ門プリン」。ピンクの卵型陶器が愛らしく、まるでおもちゃ箱を開けるような愉快さ。

そんな風に大人を童心に帰らせる夜が49階にあるから、やはり港区は面白い。スカイツリーまで見える高層階で感じるプリンの甘さは、ここだけの夜のご褒美。

遊び慣れた大人たちが夜景をバックにプリンを嬉しそうに食べる光景は、港区の新たな夜遊びのワンシーンだ。



バーだけの利用も可能!



奥にはバーカウンターもあり、お酒を呑みながら前菜をつまむこともできる。

紫蘇やミョウガなど和の食材を使ったカクテルを要チェック。モクテルも各種用意する。



― 私も行きました ―



「22時以降でも料理を頼めるので、急なお誘いで遅めに入るのもあり。バーでお酒と一緒に季節のフルーツを使用したパフェやタルトなどを食べるのもオススメ!!」



2.高級店のカウンターでアラカルトをいただく高揚感。自由という贅沢を皆、思い出す ――副編集長・中野愛子

『amorphous』@赤坂



2024/8/13 Renewal

大阪で名を馳せたシェフが降臨。その手腕に舌を巻く



今年8月、シェフの交代を機に、リニューアルした『amorphous』。

それまでは、唯一無二の独創的なコースを提供していたが、コンセプトを一新しアラカルトオンリーの店にシフト。その変わりようがかなり斬新で驚く。

メニューを見れば、「麻婆豆腐」や「コロッケ」など、スタイリッシュな店内からは想像できない料理が並ぶ。

「目指すは旨いもの屋さんです」と笑うイ・チュンファンさんが新しいシェフ。

まだ26歳だが、正統派のフレンチレストランで基礎を学び、フリーの出張料理人として各地を巡った経験もある。直近では完全紹介制レストランでイノベーティブな料理にも取り組んできた。

そんな彼がどんな皿で魅せるか、想像するだけで期待は高まるが、ふたりで何を頼むか悩む時間もまた楽しく、これは贅沢。おまかせコースでは感じられなかった愉悦がココにはある。



シンプルだが、実は緻密。全品が主役級のアラカルトに心躍る



「麻婆豆腐」はサフランライスと現れる。肉の存在感が際立った麻婆とご飯の相性が最高で、香り高く、痺れるが、旨みも強い。

「サフランは最もこの餡にマッチしたから使いました。こうすることで白飯よりグッとワインに合う」とイさん。

ペアリングを重視するなど、どの料理も発想の根本にフレンチの確固たる基礎があり、さらに、驚きを形にするイノベーティブなセンスがある。

一見シンプルだが、実は繊細で例えば「キャビアパン」ならクリームに、ローストしたクルミオイルや麹味噌を忍ばせ、ひと口で旨いと唸る一体感を狙うなど緻密に計算されている。

「コロッケは甲殻類の旨みを存分に感じて欲しいから」と具がみっちり。

イさんには食べ手を喜ばせようと目論む、サービス精神もある。だから、一度食べたら、忘れられなくなる。



スタイリッシュな漆黒の空間が、ふたりに濃密な時間をもたらす



ロケーションは以前と変わらず、赤坂駅からすぐ近くにあるビルの3階に潜む。

エレベーターを降りた瞬間から漆黒の空間が現れる、秘密めいた造りも同じで席はカウンターのみ。

重厚な雰囲気が漂う。この異空間に、ふたりで陣取れば気分は最高潮に。眼前のオープンキッチンでイさんが躍動する度に届く、音と香りに本能は大いに刺激される。

圧倒的な臨場感も同店を語る上で欠かせない魅力。自由に、贅沢に楽しめるから、ふたりして自然と笑顔になる。



― 私も行きました ―



「港区らしいスタイリッシュな空間で、艶やかな時間を過ごせるお店です。そんな中で、インパクト絶大な極厚のハムカツサンドが楽しめるなど、そのギャップも楽しいですよ」



3.“立って”味わう本格中華。食通もこぞって並んだこの店はスタンディングの新境地を開いた ――ライター・小石原はるか

『立呑み中華 起率礼』@自由が丘



2023/12/19 OPEN

立ち呑みと本格中華が出合って、新しい酒場の扉が開いた



“ひと”はギャップに弱い生き物。予想をいい意味で裏切られたり想像のはるか上をいく出来事に心が強く惹きつけられるのは、人間の性であり、そうした飲食店との出合いもまた然り。

その意外性で、食いしん坊を夢中にさせる店が、自由が丘に誕生した。その名も『立呑み中華 起率礼』。

日本人にとってどこか懐かしい響きの店名がしめすように、ここは“着席”のない立ち呑み店だ。しかもオンメニューするのが、20もの本格派の中華料理だと聞けば俄然、好奇心がくすぐられる。

カウンターから黒板メニューに目をやれば、中華の王道をはじめ、オリジナリティを加えた一品がずらりと並び、今日は何からオーダーしようと心が弾む。

人気が高い麻婆豆腐は季節限定で真鱈の白子入りが登場。

立ち呑みの域を超えた味とボリュームに“東京中華”の新時代を実感する。



立ち呑みのレベルのはるか上をいくセンスは、誰もが知る名店仕込み



中華は「火の料理」とよく言われるが、それを操るには重い鍋振りは避けて通れない。

見た目は小柄ながら、それを軽々とやってのけるのが“起率礼”のキッチンに立つ女性シェフの井上史子さんだ。

専門学校を卒業後は「ザ・リッツ・カールトン大阪」の中国料理店へ。そこで尊敬する“恩師”と出会い、地元を離れ上京。

『中華香菜 JASMINE 広尾本店』や恵比寿の「ウェスティンホテル東京」にある『広東料理 龍天門』などで修業を積んだと聞けば、そのガッツと実力は推して知るべしだ。

「オペレーションを考えながらメニューを構成する」と話すように提供までの時間を計算し、スムーズかつ的確に調理。料理と真剣に向き合う姿は清く、美しく、そして頼もしい。

「白和え」¥590。

ピータン豆腐をイメージしたオリジナルメニュー。ザーサイの塩味と食感、パクチーもアクセント。

「名物 よだれ鶏」¥690。

しっとりとした蒸し鶏にごまの風味が際立つタレが好相性。花巻(+¥130)をタレにつけるのもオススメ。



一品料理にもこだわりのお茶割にも、心満たされる要素が随所に



使い勝手の良さや料理のクオリティ。円滑なオペレーションに加えて、立ち呑みならではのゆるやかなムードもリピーターが後を立たない理由のひとつ。

開店時間は16時とやや早めで、近所に住む夫婦が散歩の途中で訪れたり、さくっと立ち寄るカップルも多いという。

滞在時間はまちまちだが、しっかり食べて飲みながら2時間ほど、ゆっくり過ごす人もめずらしくない。

ドリンクメニューも豊富で、水出しの中国茶で焼酎を割る「UMACHA」の種類も充実しているとなれば、杯を重ねるほどにご機嫌に。

節度のある大人が集う街ということもあり、客層の良さも心地の良いグルーヴ感を生み出している。

日常にささやかな幸せを運ぶ“本格中華の立ち呑み酒場”。2025年も千客万来、間違いなしだ。



― 私も行きました ―



「初訪問の際、立ち呑みゆえサクッと飲んで二軒目……のつもりが、料理の楽しさ、お茶割りの美味しさにトリコに!気付けば数時間。井上さんの笑顔に魅せられリピート確定!」



4.港区を席巻した、とある和食の新しさ。

『白金 芯』@白金



2024/6/2 OPEN

まずはお決まりのコースを5品。これ以上ない酒の肴がそろう



鮨同様、高騰が続く和食かつ、港区の真ん中で、コース1万1,000円は驚く。無論、ゲストが絶賛するのはコスパだけではなく、“本物”の味があってこそなのだが。

四の橋交差点に程近い場所に6月にオープンした『白金 芯』。「初心を忘れず、ブレないために」とその名に想いを込めたのは大将の前田 亮さん。

京都で10年修業を積み上京。恵比寿の人気酒場『創和堂』を含め、6年間研鑽を積んだ実力派だ。

「今の日本料理はコースのお店が主体で、自分としてはもっと自由度が欲しかったんです。ただ、コースでないと表現できないクオリティもありまして。アラカルトの自由度と旬の素材の素晴らしさ、両方を楽しんでほしくてこの形になりました」と前田さん。

コースの最後にはお口直しとしてフルーツのガリを出すのが定番。梨など食材は季節で変わる。

島根県産のノドグロにあられを纏わせた「おかき揚げ」。



コースの後はアラカルトでワガママに。そんな自由なスタイルがイマドキ



供される料理は奇をてらわずシンプル。かといって単調ではなく、ジビエの焼売やフルーツのガリなど、随所に驚きをもたらす。

また、すべてのベースとなる出汁にも力を入れ、「香りよりも旨み」で勝負する。

疲れた大人たちの胃袋を癒やし、明日への英気を養ってくれる。“港区の良心”がここにある。



5.令和6年はタイ料理までラグジュアリーに昇華。感性が磨かれる夜がここにある ――デスク・安部信子

『KHAO』@神保町



2024/6/20 OPEN

美食体験というにふさわしいタイ料理の新世界に魅せられて



古書と喫茶の街、というイメージが強い神保町だが、じつは老舗の鮨店に先鋭的なイタリアンなど美食店の潜在度は、思いのほか高い。

そして2024年に新たに誕生したモダンタイ料理店『KHAO』もまた、東京のダイニングシーンに旋風を巻き起こしている1軒だ。

路地裏によくある見慣れた佇まいのマンションの扉を開け、地階へと下りるとハーブやスパイスのエキゾチックな香りに包まれ、心が静かな熱気を帯びていく。

やがて、目の前に現れるのはタイ語で“白”を意味する店名とは異なり、グレーに彩られたカウンター8席のみのシックな空間。

女性シェフの手から繰り出される美しきタイキュイジーヌは、まるで蠱惑的な万華鏡のように食べ手の心をときめかせる。



香りと風味が絶妙なバランスに感嘆!繊細で緻密な料理に脱帽する



日本人にもなじみのあるタイ料理といえば、辛さと酸味が混ざり合ったスープ、トムヤンクンや香辛料の風味が豊かに広がるカレーを思い浮かべるひとも多いはず。

だが、現地でその歴史やルーツも含めた“食文化”を学んだシェフ、穂積依里さんがつくる料理を味わえば、心が震えるほどの奥深い世界に圧倒される。

「カオヤム」はタイのライスサラダ。

バタフライピーで色をつけたジャスミンライス、文旦やインゲン、こぶみかんの葉などが色鮮やかに盛り付けられている。

上のカオヤムは食べる直前にココナッツシュガーや魚醤、カビというエビを使った調味料などでつくるソースをかけて混ぜ合わせる。

香りや食感が複雑に絡む特別なひと皿。

仏教国であるタイは、地方によっても異なるが、肉よりも魚介が重宝される。

ハーブや香辛料を多用する料理とあって、じつは魚類は獲れたてのものではなく、熟成をさせたほうが相性がいいという。

確かな目利きで魚体を見極め、その作業を行うのが、ともに店を営む石山公一さん。

モダンに昇華するだけではなく、食材の深部を見つめた料理にはふたりの静かな情熱が宿る。

調理風景を間近で眺められるカウンターで供されるコースは、全9品が登場。

タイ料理は甘味、塩味、酸味、苦味、旨みの“五味”のバランスが重要とされるが、それに加えて日本で出合った食材をいかに活かすかにも心血を注ぐ。

皿のうえに美しく盛りつけられる料理に、不必要なものはなにひとつとしてない。それぞれの食材や調味料が意味をもってそこに存在しているのだと、コースを食べ進めるごとに深く実感する。

そして、それはワインや日本酒なども織り交ぜたペアリングからも見て取れる。

漠然と味を重ねるのではなく、料理にそっと寄り添い、互いに補い、引き立てあうように。どこまでも繊細で一点の曇りもないピュアな味わいは“白”の世界を極限まで追求している。

宵闇に包まれる帰り道も、その余韻はけっして薄れることはない。



― 私も行きました ―



「カウンター前のオープンキッチンが圧倒的な存在感。タイ料理とアルコールのペアリングが秀逸。ひと口味わうごとに驚きと歓喜が交互にくる体験は初でした」



6.いま、いちばんイケてる店はどこ?その答えは、高感度な男女の“青山率”を上げたこの店にある ――副編集長・中村絵里子

『Rossi』@外苑前



2024/4/1 OPEN

新しい青山のランドマークとして2020年に開業した「青山グランドホテル」。その最上階にあるイタリアン『Rossi』がいま、感度の高い大人たちが連日連夜集う社交場のひとつになっている。

今年4月、キッチンやカウンターなど内装の全面リニューアルを行い、大人にとっての寛ぎを約束するモダンラグジュアリーなイタリアンに生まれ変わった。

広々としたオープンキッチンでは何人ものシェフが往来し、心地良い活気を生み出している。

カップルがカウンター席で肩を寄せ合っているかと思えば、テーブルでは洒落た装いのグループがワインを選ぶ。

青山通りと、通称「キラー通り」の外苑西通りが交わる、南青山三丁目交差点を眼下に見下ろす窓際が、特等席だ。ここではいつも、都会的でドラマティックな時間が流れている。



豪華な食材のワゴンサービスが、大人たちのストーリーを賑わす



店に足を踏み入れた瞬間、街場のイタリアンの活気が感じられるが、この高揚感は空間だけにとどまらない。

心が浮き立つような新しき料理を楽しんでほしいと、シェフ自らが日本全国をめぐり、素材を吟味。

旬の野菜や新鮮な魚介、肉の塊が豪華に盛られたカートが運ばれれば、どのテーブルからも盛り上がりの歓声があがる。

注文が入ってからエビの殻を割り、フレッシュな状態で提供される「活けオマール海老のサラダ」など思い思いの食材を選んでオーダーすれば、楽しさもひとしお。

どれにしようかと談議しながらワインを飲み進めるのはアラカルトならではのひと時だ。

「会津 馬肉のタルタルのブルスケッタ」¥1,400(1P)。

パセリやエシャロットを合わせたサルサヴェルデがヘルシーな旨みにマッチ。

「気仙沼メカジキのカルパッチョ」¥2,400。脂ノリのいいメカジキを藁焼きに。

食材や組み合わせは斬新ながら、シンプルに「美味しい!」と感じる味が、大人たちの胃袋を掴んで離さない。

料理とワインを豪快に楽しめば、どこか陽気になれるイタリアンだ。



離れがたいふたりは二軒目へ。ここならその動きがスマートに



粋な大人たちが好むアぺはもちろん、食後の“二軒目使い”としてぜひ覚えておいてもらいたいのが『Rossi』に併設された『The Top.』だ。

日本を代表するプラントハンター、西畠清順氏が植物選びからデザインまで手がけたボタニカルルーフトップバーは、どこかエキゾチックなムードに包まれ、ふたりを非日常の世界へと誘う。

二軒目選びに悩むことも別の場所にタクシーで移動する煩雑さもスマートに解消でき、楽しい食事の余韻も冷めることなく艶やかでドラマティックな夜の続きへ。

外の風に当たりながらワインやカクテルを片手に語らえば、心の距離も縮めることができるはず。冬季は休業するが「暖かくなったらまた来よう」と再訪を約束するきっかけになる。



― 私も行きました ―



「華やか男女のメッカである“青グラらしさ”が溢れる一軒。立地と洒落た内装に、その場にいるだけで心躍る。長居必至のムードやシェアする料理を考えると、2回目のデート向き♡」



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