他の事務所では…プロダクション解散のケース

他には、774(東京都新宿区)のVTuber事務所「ななしいんく」からも多数の卒業者が出た。2月に虎城アンナさん、5月末に獅子王クリスさん、6月末に紫水キキさん。8月で卒業を表明していた湖南みあさんは間際になって撤回し、SNSでは歓迎する声が広がった。10月には、独立を申し出た日ノ隈らんさんが双方合意のうえ卒業に至った。

一挙に大人数が旅立ったのは、ホリプロ運営のVTuberプロジェクト「ねくすとぴあ」。公式Xが12月1日、所属タレント計13人のうち5人が約2週間後に卒業すると発表した。ソラ・ココフォレスタさん、笑々ぽなさん、宝楽ルアンさん、忍学彁さん、包味ぱおさんだ。

プロダクション自体が解散したケースもみられた。YouTuberのマネジメント大手・Kiii(東京都目黒区)が設立したVTuber事務所「viiins」は4月8日、4日後に解散することを発表していた。理由は「業界の急速な変化に伴い、当事務所の提供するサポートが行き届かず、この状況下で所属タレントの皆様の活躍の場を狭めてしまう可能性がある」と説明していた。