画像はイメージ(Flicker/ Ms_Voren )
セイシェルは、インド洋に浮かぶ約115の島々からなる美しい群島国家で、アフリカの東に位置します。
美しい海とサンゴ礁に囲まれるセイシェル島は「地上最後の楽園」とも呼ばれ、希少な動物も多数生息。
そんなセイシェル固有のセイシェルオオコウモリは、セイシェルのコモロ諸島とマフィア島に棲みついています。
カレーの食材として使われるセイシェルオオコウモリ
体重が最大 600g、翼幅が最大 1.2mにもなる巨大なコウモリは、食べた果物の種子を散布することで、島の生態系にきわめて重要な役割を果たしているのです。
セイシェルオオコウモリのように果物を食べるフルーツバットはアジア、オセアニア、アフリカなどではポピュラーな食材です。
セイシェルではなんと、セイシェルオオコウモリを伝統料理であるカレーの具にするというから驚きですね。
野生動物の保護活動家であり、ペットの専門家であるベン・デッセンさんも投稿した動画の中でこのコウモリが釣り針と釣り糸で捕らえられ、カレーの材料にされてしまうと説明しています。
この巨大なコウモリの顔は見ようによっては子犬かキツネにも見えるため、可愛いと思う人も多く、動画を見た人たちからは「コウモリのカレーを見て泣きたくなったよ!」「抱っこしてみたくなった」などの反応が上がっていました。