東京美容外科の統括部長の麻生泰氏の息子でTikTokerの「お金持ちの息子」こと麻生拓海さんがYouTubeで、父の麻生医師を擁護した。
「『人の不幸の上に成功はない』っていつも言ってた」
東京美容外科をめぐっては、沖縄院院長の黒田あいみ氏が献体研修で、献体の前でピースをしたりしている自身の写真をSNSなどに投稿し、物議をかもすことに。麻生氏は当初、Xで黒田氏について「トカゲの尻尾切りのように解雇する事はできない」と表明していたが、2024年12月27日に解任が発表されていた。
拓海さんは27日にYouTubeに「東京美容外科の解剖騒動について息子から」という動画を公開し、父の麻生医師のXの投稿について「バカだなと未だに思ってる」と指摘。一方、その時点で麻生医師は「病んでる」といい、「全然寝れてない」とその様子を明かした。
しかし、拓海さんは騒動について「みんな倫理性がないって(黒田氏を)叩いてたと思うんですけど、ぶっちゃけ親父が一番倫理性があるんじゃないかな」と持論を展開した。その理由について拓海さんは「ふつう(黒田氏を)守らない、庇うメリットない」といい、「みんなで叩いてて庇う人いなかったら、黒田医師が自殺してもおかしくないな」と指摘していた。
麻生医師が黒田氏を庇っていた理由について拓海さんは、「『人の不幸の上に成功はない』っていつも言ってたんですよ」といい、「親父は金儲けのためにじゃなくて(黒田氏が)生きていけるようにしたい」と解任に反対していたそうだ。
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「どうにかして正論にして黒田医師を救いたかった」
また、拓海さんは「なんで親父があんな叩かれるのか意味わからん。だって関係ないやん」と首を傾げ、「庇っただけでボロカス言われて。もちろん親父もバカやけど、どうにかして正論にして黒田医師を救いたかった」とその意図を説明した。
なお、騒動で麻生医師の国籍や宗教に絡めた批判や、ほかの美容クリニックからの批判もあったそう。拓海さんは「そんな病院ばっかりで、何が親父の倫理性終わってる、や。お前らの倫理性が終わってるやろ」と怒りをあらわにした。
拓海さんは「女医さんを叩き続けることも倫理性終わってるな、って」と苦言を呈し、麻生医師の投稿の意図を理解してほしいと呼びかけていた。