目の前で出来上がるデセール。幾重にも重なるカカオの魅力


「日本の山とカカオの共存」

目の前で組み立てられるデセールは、『日本の山とカカオの共存』。温暖化で熱帯になった未来の日本をイメージし、その日本とカカオの共存を描いたのだそう。

杉のエキスを使った水とカカオハスクで作ったムースの上に、眞砂さんの故郷である和歌山県産のみかんが。熱帯の温度帯に温めて盛り付けられるみかんは、甘みや香りがより豊かに。

ムースに浮かぶ白いパーツは、カカオの親戚であり、幻のカカオとも呼ばれる「マカンボ」を豆腐のように仕立てたもの。日本ではまだなじみの少ない素材であるものの、「teal」には、マカンボの鰹節のような風味や旨味を活かし、砕いたおかきとチョコレートをまぶしたお菓子も。

さらにコスタリカ産のチョコレートで作ったガナッシュ、カカオの実であるカカオパルプ、チーズケーキに焼きバナナ、と幾重ものパーツが絶妙なバランスで重なり、ひとつのデセールに。フルーツとしてのカカオの酸味や苦み、甘みが多様な素材と組み合わさる様子は、あまりの完璧さに驚きます。

目の前で仕上げられていく光景も含め、この「nib」でしか楽しめないスイーツです。

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日本橋兜町に根付く香りも。フレグランスブランド「LAURASIA(ローラシア)」を展開する香りのスペースを併設

nibの横には、フレグランスブランド「LAURASIA(ローラシア)」を展開するフレグランスロビーを併設。渋沢栄一邸宅跡地であり、「nib」や「teal」が位置する建物「日証館」をイメージした特別なアロマも。ロビー内のカウンセリングルームではオーダーメイドの調香もでき、自分だけの香りを楽しめます。