私の病気をきっかけに途絶えた夫婦の営み。夫のやさしい気づかいが、かえって自分の気持ちを素直に伝えられない状況を生んでいった、そんな複雑な思いの日々をつづった体験談です。
夫婦の営みが途絶えて6年
6年前、私が体調を崩したことがきっかけで夫婦の営みが自然と途絶えてしまいました。それまでは月に1度ほどのペースで、お互いに自然な形で愛を確かめ合えていました。
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やさしすぎる夫の誘いに戸惑う
しばらくすると、夫は穏やかな笑顔で「そろそろいいかな?」とやさしく声をかけてくれることも。でも、そのやさしさが逆に重荷になり、本当は応えたい気持ちがありながら、うまく表現できずにいました。気まずさから話題を変えてしまうことの繰り返しで、気づけば月日が流れ、6年という時がたっていました。
気づかってくれる夫の前で弱音を吐けず、かといって強がってもいられず、自分の気持ちに正直になれないもどかしさを抱えていました。