画像はイメージ(Flicker/
Dineshraj Goomany )
近年、私たちの生活はAIによってますます便利なものとなりました。
技術は日に日に進化を遂げており、「こんなものまで?」と驚くことも多いように感じます。
そんななか、スイス・ルツェルンに位置する聖ペテロ礼拝堂では、「AIジーザス」を搭載し話題を呼んでいます。
スイスの境界にある「AIジーザス」
The Guardianによると、AIジーザスは聖書を徹底的に学習しており、なんと100種類もの言語に対応可能。
信者はデジタルアバターに悩み事や自身の罪を告白すると、AIがそれを分析し、適切なアドバイスや励ましを返してくれるそうです。
これは礼拝堂とルツェルン応用科学芸術大学による共同研究の一環として立ち上げられ、信者がアバターとどのように交流するか、またそれに興味があるかどうかを調べることが目的だといいます。
2024年8月にこの研究を開始して以来、2ヶ月で1,000人以上が参加。
回答が得られた230人以上の信者のうち、約3分の2が「この体験を通して精神的に豊かになった」と答えたことが判明しました。
しかし一部では「回答が薄っぺらい」「決まり文句のようだった」といった不満を感じた人もいたようです。
このAIジーザスに対し、世間からは「所詮は機械でしょ?」「私は使わない」「神をテクノロジーに置き換えるなんて、明らかに違反だ」「コンピューターの回答なら正しいのかも」「一度試してみたい!」「続くかは別として興味はある」など賛否両論が巻き起こっています。