6. 日本の繊細な美意識に通じる心地よく緊張感がある住まい


落ち着きのある自然素材を織り交ぜつつ、繊細さが際立つ整った空間で、ギャラリーのような緊張感のある澄んだ空気感が特徴。
陶器素材の照明がぼんぼりのような明かりだまりを作り、余白を感じる家具の配置で床座でも居心地よく過ごせます。


細くて薄い、シャープなディテールの家具。ほどよい間合いの配置で緊張感を演出。

ルームカラー

【家具】「カリモクケース」
禅の心得を感じる「カリモクケース」の家具。襟を正したくなるような、心地よい緊張感。

【床材】栓(せん)
美しい柾目を引き出した国産の栓。細&太ピッチをランダムに交ぜたフローリング。

【壁紙・天井】ライトグレー
ぱっと見はまっ白に見える、ライトグレーに寄せたホワイト。全体が凛と落ち着いた雰囲気に。

文/坂口みずき

大人のおしゃれ手帖2024年12月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください