いらないものを片付けていく生活
もう1つ、節約のために私が実践しているのは、片付けです。これもまた、娘に「いらないものが転がっている家」と言われたのがきっかけでした。「家って、いらないものだらけ?」とちょっとショックでしたが、客観的なご指摘をありがたく受けとめ、家の中を見直してみました。
すると、「なんて無駄な暮らしをしていたんだ!」と反省することばかり! 冷蔵庫には消費期限ぎりぎりの食材がぎっしり詰め込まれ、洋服も古くさくてもう着られないものがわんさか。他にも「何かに使えそうだな」と思って取っておいて、そのままお蔵入りしたものがいっぱいありました。
なんとなく“もったいない”精神が染み付いていて、物を捨てられなかった私。けれど、使わないものを取っておくのはスペースの無駄。物にとってもほったらかしのままなんて、むしろかわいそう。そんなふうに考えを変えたら、使わないもの、いらないものは手放そうと思いました。
使えそうなものはリサイクルへ。思い出の品物も、写真に収めてそれで良しとしました。家の中から無駄なものをなくしていったら、なんだか物を増やしたくなくなり、暮らしもシンプルになったような気がします。
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まとめ
私は来るべき老後に備えて、少しずつ節約生活に入りました。人生100年時代に突入しつつある今。私たちを待っている老後の時間は、きっと昔よりだいぶ長い……。だからこそ、そのときになって焦ったり、子どもたちに苦労をかけたりすることのないように、自分のことは今のうちから自分でしっかり考えて備えていきたいです。
大胆な節約は苦しくなってしまうからできないけれど、 ちょっとの努力とちょっとの工夫なら私にもできました。“無理なく、無駄なく”が私流。長い老後を楽しく心穏やかな日々にするために、そんな私流の節約生活をこれからも頑張っていきます。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
著者/栞 みさこ
50代女性。50歳を過ぎてから、なんとなくぽっちゃりしてきた戸惑いレディ。