
1年を振り返ることは、お金をどのように使い、貯めることができたのか家計の見直しにも最適といえます。家計管理をすることは、収支が分かり、前年と比べてどうだったのか振り返ることで、次の年の家計計画や家計管理にも活かせるようになります。今回は、FPがおすすめする家計振り返りのポイントや家計計画の立て方をご紹介します。
1年の家計見直しがおすすめの理由
年末年始はマネープランを振り返り、来年につなげるための一区切りができる良い時期なので、お金のプロとしては、ぜひ取り組んでみることをおすすめします。
あまり難しく考えずに1時間くらいでさっと振り返りましょう。新年からのライフプランの支えがしっかりできますよ。
ちなみに家計簿を付けている人はどのくらいいると思いますか?ある調査会社の調べによると20~60代の男女のうち約47%が家計簿を付けているとのこと。ただ、家計簿は付けているけど、結局それをどうしたらいいのか分からない、ただ付けているだけという声はとても多いように感じます。
せっかく家計簿を付けているのに、付けること自体がゴールというのはもったいないことです。家計簿を振り返り、次のマネープランにつなげていきましょう。家計簿を付けてないという人も安心して下さい。順番に振り返りのポイントを紹介していきます。
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家計振り返りのポイント収入はどれくらいあったのか
まずは、1年の収入の確認です。会社員の方は、源泉徴収票にある支払総額を確認します。そこから1年間に職場から天引きされた税金と社会保険料を差し引くと手取り(可処分所得)が分かります。児童手当やお祝い金、コロナで支給された特別定額給付金、親からの贈与など他に受け取ったものがあれば忘れずに足します。自営業の方は、売り上げから経費、社会保険料、税金を差し引きます。