5)同棲カップル・夫婦でお金管理する3つの方法(メリットとデメリット)


スマホで家計管理
【画像出典元】「iStock.com/AntonioGuillem」

何度でも言いますが、若い二人が将来へ向けてたくさん貯金するには夫婦別々にお金を管理する方法ではなく、お互いの収入をオープンにして夫婦共有の財産として管理していく方法がベストです。

5-1.共用口座で管理
外国では夫婦共同名義の口座を作ることが当たり前ですが、日本では連名の口座を作ることはできません。どちらかひとりの名義になりますので、その時は代理カードを発行して夫婦で共用の口座として管理していきましょう。

5-2.費目ごとに分担
その際、費目ごとに口座を分担されると良いでしょう。固定費が引き落とされる口座は夫名義、クレジットカード等の引き落としは妻名義など、上手に費目ごとに分けてみてください。

5-3.妻または夫が一括管理
次に口座の管理方法ですが、二人でお金の管理をするのではなく、妻または夫のいずれかが、二人の口座をまとめて管理をするようにしましょう。

二人で自分のお金をそれぞれ管理しているとお互いの数字が分かりにくくなり、またそれぞれの収支を定期的に集計するのも面倒です。よって、どちらか一方が一括管理することを強くおすすめします。

5-4.夫婦で話し合っておくべきこと
上記に加えて夫婦で決めておいてほしいことは、お互いの交際費や趣味娯楽費の予算です。言いかえれば、お小遣いですね。

夫婦でお金を管理することのメリットは、もちろんお金のことをすべてオープンにすることで、お金のことが原因で喧嘩することがほとんどありません。

しかし、デメリットはすべてオープンにしてしまうので、たまに無駄遣いをしたり、趣味にお金を使いたいといってもなかなか簡単に相手の理解を得ることができません。できれば、あまりギリギリのラインで決めず、少し余裕を持ってお小遣いの予算を決めておくと良いでしょう。

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6)誰でも簡単!エクセルファイルで収支をつければお金の管理がラク

最後に、もしあなたがエクセルを使えるのであればぜひやってほしいことが、年間決算シートを作るということです。

手書きで決算シートを作ると計算が大変ですが、エクセルの表計算機能を利用することで、とても簡単に作成できます。一度計算式を入れておけば、後は自動計算ですから毎年更新していくことも容易です。

毎月の費目ごとの数字を入力し、1年分を集計し毎年どのように増減しているか振り返って分析してみましょう。

何度も言いますが、家計の収支も企業会計と同様、毎月もしくは毎年の数字を振り返って検証して次年度の予算を立てていくことが重要です。

そうすることで、二人のお金の使い方が変わりお金が貯まりやすくなり、将来豊かな生活を送ることができることは間違いありません。早速、今年からチャレンジしてみましょう。