土地を買う流れ
買う土地が決まったらいざ購入…というわけではなくさまざまな契約を交わすことになります。土地を買う際、具体的にどのような流れになるのでしょうか。
①買いたい土地が決まったら、不動産会社の方に事前確認をお願いする
買いたい土地が決まったら、不動産会社の方に土地の事前確認をお願いします。事前確認では道路の幅員確認、地盤調査、敷地における高低差の確認などを行います。
②実際に土地を確認する
事前調査が終わったら、改めて実際に土地を見て確認します。自分のイメージに合う土地かどうかを考え、土地が決まったら次の段階に移ります。
③不動産会社の方が土地の周辺調査を行う
土地が決まると、不動産会社の方が土地の周辺調査を行います。周辺調査には学区などの近隣調査やインフラなどの法律関係調査、上下水道整備にかかる費用の見積もりなどが挙げられ、土地の状況によっては工事が入ることもあります。
④買付証明書を提出する
土地を買うという意思を伝える「買付証明書」を不動産会社に提出します。買付証明書はあくまで意思を伝える段階であり、正式な土地契約ではありません。
買付証明書を提出した後も原則としてキャンセルは可能です。
⑤住宅ローンの事前審査に申し込む
買付証明書を提出して土地や建物にかかる費用をざっくりと把握したら、住宅ローンの事前審査に申し込みます。
住宅ローンの事前審査は、メガバンクや地方銀行、ネット銀行といった金融機関に申し込みます。金融機関ごとに審査の条件が異なるため、どの金融機関が適切か住宅会社の方と話し合って決めるとよいでしょう。
⑥土地売買契約を行う
以上のプロセスを経て、土地を取り扱う不動産会社・住宅会社と土地売買契約を結びます。売買契約を結ぶ前に宅地建物取引士から「重要事項説明」が行われるため、しっかり聞いておくようにしましょう。
重要事項説明に納得できれば、土地売買契約を結びます。
⑦住宅ローンの本審査に申し込む
土地売買契約を結んだら、住宅ローンの本審査に申し込みます。住宅ローンの本審査は、メガバンクや地方銀行など窓口のある銀行であれば比較的通りやすいといわれています。対してネット銀行の場合は、事前審査が通っていても本審査で通過できないというケースも多々あるため注意が必要です。
⑧金銭消費賃貸契約を結ぶ
住宅ローンの本審査申し込みが終わったら、金銭消費賃貸契約を結びます。この契約を結ぶことで正式に銀行からお金を借りられるようになります。
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まとめ
以上、土地探しの準備から土地探し、土地を買う行程までご紹介しました。土地探しや土地購入は各行程でポイントを押さえることが大切です。
家族と話し合いを重ねながら、納得のいく家づくりをしていきましょう!