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“飲んでも美味いみりん”って知ってますか?

 お正月のお屠蘇は本当のみりんで作るのが本来。江戸時代から滋養強壮のお酒として飲まれていたんだそうです。

 そこで、酒造が作った本気のみりんで薬草酒を作って、お正月の暴飲暴食で疲れた胃腸を癒しませんか?

 今回ご紹介するのは、島根の松江女子たちが口々に、「あのみりんは飲んでも美味しい!」と噂する『李白酒造』の本みりん。


そのまま飲んでも美味しく、料理の味もぐんとアップ!

 材料の麹も焼酎も自社製というこだわりよう。口にするとなんともふくよかで奥深く、後味もスッキリしていてそれがまた良い!

 さらに驚くのが「五年熟成本みりん」。これはもう、みりんじゃなくてよくない? っていうくらい美味しい! もうお酒と呼んでもいいと思います(笑)

「お客さん今日何にします?」
「マスター、五年熟成本みりん、ロックで」
そんな感じで。

 というわけで、この美味しいみりんで薬草酒を作って疲れた胃腸を癒しませんか?

健康を願って。本当のみりんで作る薬草酒の作り方


お店のオリジナルの徳利と杯も素敵 [食楽web]

 お屠蘇にも使われる「屠蘇散」は体に良い生薬がたっぷり。丁寧に作られたこの本みりんと屠蘇散で美味しくて体も心も喜ぶ一杯を味わえば、健康で幸せな一年になりそうです。

 ちなみに屠蘇散の中身は、山椒、白朮、防風、桔梗、桂皮などの生薬で、お腹の働きを整え、風邪などの邪気を払い、体を温めるもの。まさに薬酒! 配合の生薬は絶対これを入れると言う決まりはなく、昔はもっと強い生薬が配合されていたようですが、今はマイルドになってきたみたいですね。

 シンプルな分、使うみりんとお酒で差が出るので、是非美味しいみりんとお酒を使って味わってみて下さい。

 材料は、みりんとお酒を合わせて200〜300cc(みりんが多いと甘く、お酒が多いとすっきりとした仕上がりに)、屠蘇散(スーパーやネットで購入できます)1袋。一晩漬け込めばできあがり!

 余談ですが、李白酒造のこのみりん、アイスにかけても美味しいですよ!お試しあれ。

 ちなみにお取り寄せもおススメですが、お店では試飲がたくさんできて楽しいですよ。

(ライター ♪たびねこ)

●SHOP INFO
店名:李白酒造
住:島根県松江市石橋町335番地
TEL:0852-26-5555
https://rihaku.co.jp/about-rihaku-mirin/