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生まれつき複数の障害を持って生まれた子猫。
イギリスのRSPCA(王立動物虐待防止協会)に保護された後、SNSを通して優しい飼い主に巡り合うことができました。
障害を持って生まれた子猫
2024年9月、イギリス・バークス州で2匹の子猫がRSPCA(英国王立動物虐待防止協会)支部の職員に保護されました。
2匹は生後12週間のきょうだい猫。
ベニー、テディとそれぞれ名付けられました。
ベニーは、鼻が半分、片目で口唇裂という状態で生まれてきたのです。
RSPCAは2匹の子猫たちの飼い主を募集するため、SNSでシェア。
すると、サムさんとハンナさんという1組のカップルがすぐに連絡してきました。
2人はバークス州とは別の州で3匹の保護猫たちと一緒に住んでいますが、サムさんの職場が偶然子猫たちが保護されている施設に近かったこともあり、2匹を引き取りに行くことができたのです。
優しいカップルに引き取られ、永遠の家を見つけることができたベニーとテディ。
ベニーは、障害をものともせず活発に動き回り、やんちゃで遊び心がある猫に育っているようです。
鼻の穴が一つしかないため、テディよりもずっと小さいにもかかわらず、とても大きないびきをかくのだとか。
SNSを通してベニーに出会えたことを「間違いなく正しい選択だった。僕たちは最高の家族だ」と話しているサムさんとハンナさん。
2人は、保護猫たちといつも一緒のベッドで寝ているそうです。
よく、「猫が飼い主を選ぶ」と言いますが、ベニーもきっとサムさんとハンナさんだからこそ、馴染むことができたのでしょう。
これからも、永遠の家で幸せに暮らしてほしいですね。