生花で作る髪飾りは、花の給水がポイント

次は生花で作る髪飾りです。スプレーのキクとバラ、テマリソウ、カーネーション、そしてマルバルスカスという葉を買いました。

こちらでも水引を活用していきます。ピンクの水引は昨年100均で買ったものです。バラやカーネーションの花びらにピンクが入っているので、相性がよく全体にまとまりができそうです。

カーネーションとマルバルスカスは、スーパーの束売りで200円。とてもお買い得です。

マルバルスカスは葉が比較的固くてしっかりとしているので、扱いやすいです。

髪飾りに使う資材はワイヤー類のほかに、カット綿を用意しました。このカット綿も100均で売られています。

生花で髪飾りを作る場合は、花を吸水させてできるだけ長もちするように処理することがポイントです。カット綿は花に給水させるために使っていきます

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花にたっぷり水を吸わせてから作る生花の髪飾り

生花を活用する髪飾りの作り方はこちらです。生花の場合は花にワイヤーをかけたあと、吸水させてからテーピングを行います。

①花の茎を短くカットし、水が入った器に浮かべます。

茎の長さはだいたい1.5cm前後です。茎を水に入れて、しっかりと水を吸わせておきます。

②花にワイヤーをかけていきます。

カーネーションは茎の少し上の部分にワイヤーを通し、ワイヤーを下げます。

スプレーのキクは数本を一緒に、ワイヤーでまとめます。

バラは茎の上部分に、ワイヤーを通したら下げておきます。

すべての花にワイヤーを通したら、カット綿を用意します。

③断面部分がしっかりと隠れるよう、カット綿で茎をカバーして水を含ませます。

④テーピングをします。カット綿が見えるか見えないかのあたりから、フローラルテープをゆっくりと下に向かってワイヤーに巻きつけていきます。

カーネーションやスプレーギクなど、すべてテーピングします。

⑤マルバルスカスは、葉の真ん中あたりをワイヤーで縫うように通します。

通したらワイヤーを下におろして、葉の下の茎部分でネジネジと締め、フローラルテープでカバー。マルバルスカスはしっかりしている葉なので、給水しなくて大丈夫です。

葉は、給水したほうがいいものとしなくても大丈夫なものがあります。ユーカリやスマイラックスなどを使う場合は給水しなくても大丈夫。アイビーを使う場合は柔らかいので給水して使うことをおすすめします。

生花で作る髪飾りにも、水引を用意して完成です。

こちらの水引は先端に折り目をつけて、葉っぱのような形にしてみました。

髪に飾るとこういう雰囲気になります。生花は自然で柔らかい質感や色が魅力的ですね!

水引はバランスを見て、増やしたり形を変えたりしてもよいですね。

生花の髪飾りは、前日に用意しておくことが可能です。その場合は、テーピングまで終わったら、髪飾りが入る容器に花首まで浸かるよう水を入れ、そこに髪飾りを浸けておきます。

翌朝、これを水から引き上げ、ティッシュなどでワイヤーを拭いてから美容師さんに渡しましょう。