ゲームソフトを売って得る、物とお金を循環させる知識。
ゲームが大好きなわが家の子供たち。
私には、子供たちが本を読むような感覚で、知らない世界に没頭し、新しい知識を得ているように見えます。
こっちのソフトでは情報を構築するプログラミングの学びを得て、あっちのソフトでは冒険小説のように物語を読み解き、時にはクリエイティブな建築家にも。
そうそう。私も小さな頃、テトリスにはまっていたのですが、そのことが収納能力を鍛えたように思うのです。
一つの物を通して、たくさんの経験を得て、満足したら次の世界の扉を開ける。
ゲームは、知らない世界をたくさん見られるすばらしいツールだと思います。
今回売ることにしたゲームソフトは3本。
中古ゲームを買いに行く時に、下取り価格に相当するもの。
高く売れなくてもいいという気持ちで、手放します。
新しい世界を知る資金になる、ゲームソフトたち。
型が古いゲーム機のソフトは、全部で10本。
もう世の中では買い取り価値が下がっていて、買い取り手がいないと分かった物です。
「だからと言って、捨てるのはもったいないよ。」
「でも売れないなら、空箱は取っておく意味がないよね?」
「中身だけ持って、空箱は捨てる?」
「確かに!売らないなら保管の必要はないね。」
こんな話し合いが繰り広げられました。
子供たちが意見を出し合って、中身のソフトだけ残し、空箱を処分する結論に至ったのです。
すると、収納もすっきり!
3人が納得のいく答えを出すために、相手の意見を採用しながら新しい方法を生み出す話し合い。
みんなが納得のいく良い案を、子供たちだけで出すことができ、なんだか経済ミーティングのようにも見えた母なのでした。
nami sasaki整理収納アドバイザー。夫と三兄弟と5人暮らし。
毎日の暮らしを楽しむ工夫探しが好き。収納で暮らしを心地よく。