画像はイメージ（Flicker/
Jennifer C. ）
水槽の前で転んでしまった障害のある犬を心配そうに見守るイルカが目撃されました。
水族館で犬に気を配っているイルカ
アメリカ・フロリダ州パームハーバー在住のケイリー・ブレクさん（Karey Burek）。
オスのイングリッシュ・ブルドッグのビーンズと2頭のイルカの様子をインスタグラムに投稿しました。
動画は2023年にケイリーさんが同州にあるクリアウォーター海洋水族館から特別に招待を受けて、ビーンズを連れて行った時に撮影したものとのこと。
そこには2頭のイルカのイジーとニコラスのいる大きな水槽の前で、ビーンズが嬉しそうに挨拶しようとする姿が映っています。
ですが、運動障害のあるビーンズはうまく歩けず水槽の前で転倒してしまいました。
イジーが驚いたように即座に泳ぐのを止め、ニコラスと一緒に水槽のガラス越しからビーンズの様子を心配そうに見つめ始めたのです。
そんなイジーとニコラスの姿は、まるでビーンズに「大丈夫？」と語りかけているようにも見えます。
ビーンズは少し疲れてしまったのか、用意してもらったクッションに横たわってガラス越しに2頭を見つめることにしました。
するとイジーは、おもちゃを持ってビーンズの目の前にやって来たのです。
それだけではありません。
イジーはビーンズに向かって大きく口を開けて何かを訴えているようで、まるでビーンズに一緒に遊ぼうと声をかけているようにも見えます。
動画を投稿したケイリーさんはInstagramに次のように綴っています。
「イジーがビーンズにおもちゃを見せに来た時は私たち全員が驚きで言葉を失いました。
ビーンズと2頭のイルカは特別な友情で結ばれていて、これは動物がいかに優しくて思いやりがあるかを物語っていると言えます」
ビーンズと2頭のイルカの出会いは周りの人たちの心を温かくしただけでなく、双方にとって忘れがたい思い出になったことでしょう。
