元警視庁捜査第一課の佐藤誠氏が2025年1月9日、週刊誌報道によるトラブルを認めたタレント・俳優の中居正広さんについてXで言及し、注目を集めている。
「俺が海老蔵さんの事件や押尾学の事件で被疑者を調べていた際、よく名前が挙がっていた」
佐藤氏は警視庁捜査一課殺人犯捜査第一係、通称「サツイチ」の元警部補で、2022年の退官後は週刊文春のイベント等で当時のことを明かしているほか、YouTubeチャンネル「佐藤誠の警察OBチャンネル」でも活動を行っている。
中居さんをめぐっては、24年12月19日発売の週刊誌「女性セブン」が、女性との間に「重大トラブル」を起こしていたと報じた。約9000万円の解決金を支払ったという。その後、「週刊文春」などもこのトラブルを報じている。
この報道はSNSを通じて拡散され、出演予定だったテレビ番組やCM動画について、各局で差し替え対応が相次いだ。
佐藤氏は9日、Xに「この中居正広という男、俺が海老蔵さんの事件や押尾学の事件で被疑者を調べていた際、よく名前が挙がっていた」と中居さんの名前を挙げた。
詳細は明かしていないものの、「海老蔵さんの事件」とは2010年11月25日に起こった、十一代目市川海老蔵(現・十三代目市川團十郎)さんが、元暴走族の男に暴行された事件とみられる。
「押尾学の事件」は、2009年8月3日、元俳優の押尾学さんが合成麻薬MDMAを服用し、麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕された事件とみられる。逮捕時にマンションの部屋で押尾さんと一緒にMDMAを服用したホステスの女性が死亡していたことから、大きなスキャンダルとなっていた。
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「後出し感すごすぎてビックリした」
佐藤氏の投稿には、「そうなんですね。ちょっと驚き。掘ったらまだまだ出てきそうですね」など、興味を示す投稿が寄せられた。
一方で、「後からなら何とも言えますよね その他に名前が出ていた人も是非ご披露下さいよ」「後出し感すごすぎてビックリした」「じゃあなんで当時告発出来なかったんですか 今やるより人気絶頂の時に告発できれば世間の話題は総なめでしたよ」などとする指摘も目立つ。