ひろゆきこと実業家の西村博之さんが2025年1月10日にXで、タレントの中居正広さんのトラブルに関する疑問に対して批判的なコメントをした。

「『暴力ではないトラブル』以外に確定情報はありません」

週刊誌「週刊文春」などで、トラブルになった女性に9000万円の示談金を支払っていたことが報じられていた中居さん。「週刊文春」などは、中居さんが女性に意に沿わない性的行為を行ったことを報じていた。

一方、報道に対し中居さんは9日に声明を発表。中居さんは「すべて私の至らなさによる」トラブルがあったことを認めつつ、示談が成立していること、今後も芸能活動を続けることを表明した。また、トラブルの詳細には触れなかったが、「このトラブルにおいて、⼀部報道にあるような⼿を上げる等の暴⼒は⼀切ございません」と発表していた。

しかし、声明を受けてエッセイストの藤井セイラさんは同日にXで「お金払ったから芸能活動OKっていうのは無理でしょう」と批判し、「自分で性暴力があったことを認めながら、そのまま同じコメントで『解決済みで問題ない』といえてしまうセンス。MCの資質に欠けます」と断罪した。

また、藤井さんは中居さんの声明について、「中居正広のコメントには、そういうこと(9000万円支払うほどの性暴力)をしたと自他ともに認めている人間がテレビに出てきて司会者(その場を仕切る役)をして、視聴者が楽しい気持ちで見ていられるかどうか、という視点がない」とし、「『性暴力を軽く見る』価値観がにじみ出てしまっている」と苦言を呈していた。

ひろゆきさんはXで藤井さんのポストを引用し、「中居氏の『悪事』と断言する根拠があるなら知りたいです。憶測を除くと『暴力ではないトラブル』以外に確定情報はありません」と、明らかになっているのはあくまで「⼿を上げる等の暴⼒」がなかったことだけだと主張した。

さらにひろゆきさんは、「それとも、憶測を伝搬してるのですか?」とつづっていた。