不倫騒動が沈静化せず、チームに与える影響が懸念されるのが西武の源田壮亮だ。
「対応を先延ばしすると、さらに風当たりが…」
2024年12月末、銀座の高級クラブで働く20代女性と不倫関係を1年近く続けていたことが文春オンラインで報じられてから2週間以上が経つ。源田の動向や、元乃木坂46のメンバーで妻の衛藤美彩の心身の状態が懸念される記事がメディアで連日報じられている。
スポーツ紙デスクは、厳しい表情を浮かべる。
「プライベートの出来事で球団は源田に処分を下していません。ここまで騒動が尾を引くとは思っていなかったのでは。各球団の主力選手は報道陣に自主トレ公開日が設定されていますが、源田は非公開になる模様です。このまま雲隠れして、2月のキャンプインの後に対応すると考えられますが、春季キャンプはユニフォームを着てチーム一丸で結束力を高める時期です。他の選手にも迷惑が掛かりますし、キャンプ前に対応した方がいいでしょう。対応を先延ばしすると、さらに風当たりが強くなります」
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球団の対応も必要か
西武は昨季、球団ワーストの91敗で最下位に低迷した。西口文也新監督が就任して巻き返しを狙う中、昨季まで主将を務めた源田は野手で唯一、レギュラーを確約されたチームリーダーだ。
グラウンド外の不倫騒動が注目され、野球に集中できない状況はチーム全体にとってもよくない。
西武ファンからも批判の声が高まっている中、キャンプインまで残り3週間沈黙を貫くのか。源田が公の場でコメントできる精神状態ではないかもしれないが、球団が何らかの対応を取る必要があるかもしれない。(中町顕吾)