たんぱく質を多くとることを意識した結果
ただ1つ気がかりなことが……。それは食費です。肉や魚を買う機会も食べる量も増えたので、食費が膨らむのではないかと心配でした。しかし確認してみると、あまり家計に変化はなく、1,000円から2,000円増えているかどうか程度でした。クッキーやパンを食べる量が自然と減っていたのもあるかもしれません。たんぱく質を摂取すると腹持ちが良くなるのか、小腹が減って間食することもなくなったのです。
そして、半月くらいで顔色が徐々に明るくなってきました。6カ月経過すると、細かいシワはまだあるものの、遠目なら細かいシワが気にならないくらいに改善されてきました。肌が潤ってきたのか、ツヤが出て以前よりもしっとりしていると感じました。
また、乾燥肌の改善以外にもうれしい効果が! それまではイライラ、カリカリしていた私ですが、なんだか心も落ち着いたようです。あれ? 今までどうしてあんなことで怒っていたのだろう?と思い返すことが増えていました。肉や魚などを口に入れてよくかんでいると、なんだか満たされたような気持ちいっぱいになります。食べるときに「幸せ~」と感じることが多くなりました。
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まとめ
乾燥肌対策のため、たんぱく質をしっかりとることが必要と知ったときは「朝からお肉?」と思いましたが、よく考えたら魚や豆腐、納豆もたんぱく質。そして、豚汁やサラダチキンなどなら朝から無理なく食べられます。
私の乾燥肌解消のために家族を巻き込む形になりましたが、子どもは肉や魚が好きなので嫌がりませんでしたし、皆むしろ歓迎ムードだったので、そこはありがたかったです。乾燥肌と心の安定のために、このままたんぱく質を意識して摂取する食生活を続けていこうと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。
【駒形先生からアドバイス】
たんぱく質は胃腸の弱い人が朝から摂取すると、かえって肌の乾燥が悪化する場合もあります。肌の乾燥を感じたら、とり過ぎないように注意しましょう。また、たんぱく質と糖質が体内で余ると糖化の原因にもなるので、無理に食事でとろうとせず、サプリを活用するのもおすすめです。
イラスト/サトウユカ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
著者/岡部 ひとみ
40代主婦。「女は40を過ぎてはじめておもしろくなる」というココ・シャネルの言葉が大好きな男の子3人のシングルマザー。書くこと、食べること、写真を撮ることが大好き!