家事に課しているハードルをもっと下げても健康的で衛生的な暮らしはできる
「家事はすべてを完璧にする必要はありません。趣味でいいですよ」と金子さん。
苦手なことを一生懸命やるからつらくなる。好きなことはとことん、苦手なことは最低限でいいと言います。
「最低限とは、生ごみは捨てる、床に転がっているものでつまずく危険のあるものは片付けるといった、衛生的で健康で安全に暮らせるように整えること。そこからは、家事を趣味だと思えば気持ちもラクになりますしね」
金子さん自身も家事をストレスフリーにするためにいろいろな工夫をしているそう。
「皿洗いや掃除など苦手な家事はテレビや音楽など自分の好きなことと組み合わせて苦手意識を飛ばしながらやっています(笑)。反対に料理は好きで、今はタイ料理にはまっているので、それ専用の調理器具も買い足して楽しんでいます」
他にも、ものの定位置を決めて片付けを簡単にしたり、紙の書類はデータ化したりと、ラク家事のための工夫もたくさん。
家事の足し算、引き算を繰り返しながら、オーダーメイドの暮らしを楽しんでいます。
(広告の後にも続きます)
私と家事のいい関係
苦手な家事と楽しいことを組み合わせるとはかどる
金子さんが苦手とする食器洗い。
「キッチンにテレビを置いて、好きな番組を見ながらしたら、あっと言う間に作業が終了! 苦手なことは自分が好きなことと組み合わせると楽しい時間に早変わりすることを発見」
掃除のToDoリストの一番目は掃除機がけ
掃除機をかけないと家中にほこりが舞うので、まずは大好きな落語や音楽を聞きながらの掃除機がけからスタート。
「その後に続く他の掃除はオプションと考え、しんどい時は時間があるときにすればよしとします」