現在は一年で最も寒い時期ですが、フラワーショップにはチューリップやスイートピーなど春の花が並び始め、少し先の明るい季節を予感させてくれます。こうした花のアレンジを飾って、お部屋にも春を呼び込んでみませんか? フラワー&フォトスタイリストの海野美規さんが、愛らしいチューリップを使った春のアレンジと、少ない本数でもきれいに見せるアレンジのコツをご紹介します。

一足早い春の花

1月に入り、フラワーショップには春の花が並びはじめました。

チューリップ、スイートピー 、フリージア、アネモネ……。明るく華やかで、春の花はいいなと思いながら、お店の前を通るのが毎日の楽しみです。

それでも、まだ種類の幅は春本番とまではいきません。今回は、まだ貴重な春の花を、少ない種類、少ない本数でもスタイリッシュにアレンジする方法をご紹介したいと思います。

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花数が少ないときにもおすすめ! ブック型フラワーベース

少ない本数の花を飾る時におすすめのフラワーベースは、花を留めやすい口の細い一輪挿しや、筒型のシリンダー、薄いブック型のベースなどです。今回はブック型のフラワーベースを使いました。ブック型のベースはシンプルなので、スタイリッシュなアレンジになります。