野菜を無駄にしないアイデア
野菜は「傷みが早い」「使い切れない」などの理由から家庭で余らせがちな食材です。ここでは野菜を無駄なく、おいしく使い切るコツをご紹介します。
野菜くずを捨てずに使う
捨ててしまいがちな野菜の茎や皮、芯なども調理することで食費を節約できます。
ブロッコリーの茎
ブロッコリーの茎は、皮を厚めにむいてから食べやすい大きさに切り、加熱調理してスープや炒めもの、サラダ、チャーハンなどに使えます。
大根の皮
大根の皮は漬物やピクルス、きんぴらにすればおいしく食べられます。おでんや煮物などを作ったときに大根の皮が余ったら作ってみましょう。
キャベツの芯
キャベツの芯は甘みがあり、生でも加熱しても食べられます。ただし、煮込み過ぎると臭みが出るため加熱し過ぎないようにしましょう。薄く切ってサラダにするほか、みじん切りにしてオムレツやチャーハンの具に入れるのもおすすめです。
長ねぎの青い部分
長ねぎの青い部分は、強い辛みや鮮やかな緑色が料理を引き立てます。薄切りにしてスープや味噌汁、炒め物などに使うほか、みじん切りにしてねぎ味噌にするとごはんのお供にぴったりです。
冷凍保存する
野菜がたくさん手に入ったときや、短期間で使い切れないときは冷凍すれば長期保存ができます。野菜を冷凍保存するときのコツは以下の通りです。
● 新鮮なうちに冷凍する
● 水分をしっかり拭き取る
● できるだけ空気を抜いて、薄く平らにして保存袋に入れる
● 下ゆでなど加熱した食品は冷めてから保存袋に入れる
● 保存袋に日付を記載する
残り野菜も使い切る
冷蔵庫に残った半端野菜もすべて使い切りましょう。おすすめの料理はスープ、味噌汁、お好み焼き、チヂミ、かき揚げ、卵とじなど。ひき肉やベーコン、干しえび、ちくわなどを加えるとうまみがアップします。
(まとめ)
食卓を彩る野菜はビタミンやミネラルなどの栄養素を含み、元気な体づくりに欠かせません。規格外品を購入したり、最後まで使い切ったりすることはフードロス削減にもつながります。地球環境にもお財布にも優しい方法で野菜を食事に取り入れましょう。