エントランスから個性的でラグジュアリーな雰囲気が漂うホテル『メズム東京、オートグラフ コレクション(以下、メズム東京)』。16Fのバー&ラウンジ『ウィスク』へ足を踏み入れると、浜離宮恩賜庭園をはじめ東京湾の眺望が一望でき、高揚感と豊かな気持ちに包まれます。今回はそんな『メズム東京』で提供される予約殺到のアフタヌーンティー(アフタヌーン・エキシビション)『リュート』の魅力に迫ります。
東京の躍動感が感じられるクリエイティブなエントランス

2020年4月にオープンした『メズム東京』。“TOKYO WAVES”をコンセプトに、ゲストに新たな発見を提供するモダンラグジュアリーホテル。アート、音楽、香り、美食、心奪われる情景……。入った瞬間から、五感が心地よく刺激され魅了される空間が広がります。
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アンリ・マティスの作品『リュート』からインスパイアされたアフタヌーン・エキシビションが堪能できる
アフタヌーン・エキシビション チャプター13『リュート』 7,000円ポストカード付き(15%のサービス料・税込み)
16Fのバー&ラウンジ『ウィスク』で提供される『メズム東京』のアフタヌーンティーは、芸術作品のような一目で魅了されるビジュアルが特徴。それもそのはず、なんと著名な絵画作品をテーマにしていて、アフタヌーンティーならぬ、アフタヌーン・エキシビションと呼ばれています。
これまでにも『ポーラ美術館』とコラボし、クロード・モネの『睡蓮の池』やポール・セザンヌの『砂糖壺梨とテーブルクロス」などをテーマにしたアフタヌーン・エキシビションを提供。
第三弾の今回は、色の魔術師と知られるアンリ・マティスの作品『リュート』(下記の絵画)をスイーツに落とし込み再現しています。
メインプレートは、リュートという楽器を奏でる女性がモデルに。

女性のふわっとしたスカートはドーム型のケーキ、女性の鮮やかな緑の髪色はメレンゲに、リュートはサブレとして表現されています。

ドレスの淡い紫色や、観葉植物の緑など、可能な限り作品の色味に寄せているそう。また、クリームの絞り方や葉っぱを想起させるジャムの塗り方など、モチーフや筆跡にこだわりも。

ケーキの土台にはサクサクのサブレとアーモンド生地のダマンドビスキュイを、中層にはチョコレートクリームと甘酸っぱい苺のババロアをサンド。
まわりには、ラズベリーソースがぐるりと囲まれ、脇に添えられている色鮮やかなキウイジャムを合わせていただくと、酸味がプラスされ絶妙な味わいに。見た目より軽く、ナイフとフォークが止まらないおいしさです。
メインプレートとともに提供されるのは、 8品のスイーツ&セイボリー。

どの品もマティスの生涯と故郷にちなんだメニューを展開しています。
【左から、メルヴェイユ/エクレア/トロッペジェンヌ】

メルヴェイユはマティスの故郷、北フランスに由来する伝統菓子。

軽やかなメレンゲと濃厚なホイップクリームが重なり、チョコレートで包まれています。メレンゲのパリっとした食感とコクのあるクリームが楽しめます。
ビビッドな赤い色が目をひくエクレアは、フランス・リヨンで誕生したと言われているスイーツ。シューの中には、ラズベリークリームがたっぷりと絞られ、甘酸っぱい美味しさが口の中に広がります。
トロッペジェンヌは、ブリオッシュ生地にカスタードクリームがたっぷり挟まれた贅沢な逸品。
【左から、ジャケットポテト/ショートブレッドアイス/パン・バニャ】

ジャケットポテトは、皮つきのじゃがいもをポテトがジャケットを着ている姿に見立てたのが名前の由来。

濃厚なチーズと香ばしいミートをアツアツにローストされたものが提供され、もう至福。スイーツの合間のセイボリーとして抜群の存在感を示します。
スコットランドの伝統菓子ショートブレッドにはアイスがON。スイーツの口直しにぴったり。

フランス・ニースの伝統的なサンドイッチ“パン・バニャ”。瑞々しいニース風サラダにオリーブ、ツナ、トマト、ゆでたまごがサンドされ、爽やかな味わいを堪能できます。
【左から、ポエ/ナヴェット】

ポエは、マティスが滞在していたタヒチからインスパイアされた一品。ポリネシア伝統のプディングをイメージしてバナナを使用。

トッピングには濃厚なパインジャムを添え、南国の風を感じさせる味わいに。さつまいものような食感で、小ぶりながら満足度が高い一品。
ナヴェットは南仏マルセイユの伝統的な焼き菓子。クッキーより少し硬めで噛むほどに香ばしい風味が楽しめます。