5.予算1500万円でリフォームを成功させるポイント
部分的な費用目安や事例を見てわかるように、1,500万円でも予算が足りないケースも出てくるかもしれません。できるだけ希望を叶えつつ費用を予算内で抑えるために、意識したいポイントと成功のコツをお伝えします。
5-1.住宅ローンやリフォームローンは比較検討する
予算1,500万円となると、自己資金だけではなく住宅ローンやリフォームローンを検討する方も多いでしょう。ローン商品の金利は金融機関によって異なるため、支払い総額を少なくするためには、複数社で比較検討することが大切です。
とくに2024年3月のマイナス金利政策の解除を受けて、どの金融機関も金利が上昇傾向にあるため金利動向のチェックも忘れずに。団信の充実度なども比較しながら、自分たちの希望に合う金融機関を探してみてください。
なお、金融機関によっては、リフォームのみでも住宅ローンを利用できる場合があります。ただし築年数の経過などで住宅の担保価値が低ければ、審査は厳しくなるでしょう。
住宅ローンでリフォームはできる?|住宅ローンでのリフォーム資金調達の注意点を解説
5-2.補助金を活用して出費を抑える
住宅全体を改修すると、補助金制度が活用できる可能性があります。
とくに省エネ改修や断熱改修、長期優良住宅化などのリフォームをすれば、100万円を超える補助金が支給されることも。補助金をうまく活用すれば、費用負担を抑えられるでしょう。
リフォームで使える補助金制度について詳しく解説した記事がありますので、ぜひこちらも参考にしてください。
【2025年度の情報も】リフォームで使える補助金を一覧で紹介!申請方法も解説
5-3.リフォーム内容の優先順位をつけて設備のグレードを検討する
記事内でお伝えしてきたように、予算内で工事をするためには優先順位をつけることが大切です。家族の安全を守る部分や暮らしを快適にする部分には積極的に予算を充てて、設備のグレードのように使い心地があまり変わらない部分は抑えて予算を調整しましょう。
リフォームではあれもこれもと希望を詰め込みすぎると、あっという間に予算オーバーしてしまいます。まずは家族で何を優先すべきか話し合い、優先順位を考えてみてください。
5-4.適切なプランが提案できるリフォーム会社を選ぶ
予算1,500万円のリフォームは、大がかりな工事になる場合がほとんどです。とくに築年数が経っている住宅の場合は、耐震性や断熱性に関する知識も欠かせません。
予算内で満足度の高いリフォームをするためには、大改修の知識と経験が豊富で、住宅に合わせて適切な提案をしてくれるリフォーム会社を選ぶことが重要です。
また、住宅の状態によっては建て替えたほうがいいケースもあるため、リフォームだけではなく建て替えも視野に、さまざまな観点からの提案ができる会社だとなおよいでしょう。
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6.まとめ
本記事では予算1,500万円でできるリフォーム内容というテーマで、工事別の費用目安についてお伝えしてきました。物件の状態や自分たちの希望などから、どの工事が必要なのか、なんとなくイメージができたのではないでしょうか。
しかし本記事でお伝えしたのはあくまで費用目安なので、実際にかかる費用は、物件の状態や工事内容によって変わってきます。詳細な費用が知りたい方は、リフォーム会社に見積もり依頼をしてみるとよいでしょう。
「どこに依頼したらいいかわからない」「悪質な会社に当たらないか心配」という方は、ぜひリフォームガイドをご活用ください。厳しい審査をくぐり抜けた優良なリフォーム会社のみを、専属のコンシェルジュがご紹介いたします。