5.費用を抑えて予算内で床材を張り替える方法

床材を張り替える際は、できる限り費用を抑えたいと考える方もいるでしょう。

ここでは、床材の張り替え費用を抑える方法を以下の4つにわけて解説します。

普及グレードの床材を選ぶ

上張りで施工する

自社施工を行っている業者に張り替えを依頼する

複数の業者に相見積もりを取る

それぞれ、見ていきましょう。

5-1.普及グレードの床材を選ぶ

普及グレードの床材を選ぶことで、費用を抑えられます。普及グレードとは、コストパフォーマンスを重視した価格帯で、広く普及している商品のことです。

デザインや機能面も一般的に備わっている製品が多いので、少しでも費用を抑えて張り替えたいのであれば普及グレードの床材を選択しましょう。

たとえば複合フローリングは普及グレードの商品が多い一方で、表面に厚めの木を使っている高価なものも。また、傷やウイルスに強い機能などが付いたハイグレードな商品もあります。

複数の部屋の床材を張り替える場合、よく使う部屋をハイグレードにして使用頻度の低い部屋は普及グレードにするなどの使い分けもおすすめです。

5-2.上張りで施工する

張り替えではなく、既存の床材に上張りすることでも費用を抑えられます。

張り替える場合は既存の床材をはがす手間が発生するため、その分費用が高くなります。一方、上張りで施工する際は既存の床材をはがさないので、解体や処分のコストを抑えられるでしょう。

上張りで施工すると段差ができるため工夫が必要ですが、許容できれば費用を抑えるためのよい選択肢になります。

5-3.自社施工を行っている業者に張り替えを依頼する

床材の張り替え費用を抑えるには、自社施工を行っている業者に依頼することも有用です。

大手・中堅のリフォーム会社の場合、工事自体は下請けの工務店に依頼している会社も多いです。このように、別の業者に施工を外注すると、その分の中間マージンが発生します。

しかし、自社で職人を抱えている業者であれば、この中間マージンがカットされるため、その分費用を抑えられるのです。

他にも、自社施工では依頼した内容が直に職人に伝わるため、コミュニケーション上での誤解も生まれにくいというメリットもあります。

費用を抑えたいと考えている方は、業者探しの際に「自社施工かどうか」もひとつのポイントとして確認してみましょう。

5-4.複数の業者に相見積もりを取る

複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」も、床材の張替え費用を抑える方法のひとつです。

相見積もりを取ると、適正な価格をつかみながら、各業者の提案内容や対応の違いを比較検討することができます。

そうすることで、「どの会社が希望する費用感で自分に合った対応をしてくれるのか」見極めることができるでしょう。

リフォームは、同じ工事内容でも業者によって見積金額が違うことがほとんど。1社だけの見積もりでは、その業者が提示している価格が高いのか安いのか判断するのは難しいので、必ず相見積もりを取って見比べてみましょう。

見積もりを依頼する際は、床材の種類や施工方法、付帯工事の有無など、同じ条件で依頼すると比較検討しやすいです。

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業者選びに悩んだら紹介サイトの活用もおすすめ

業者次第でお客様の満足度が大きく変わってくるリフォーム。

でも、優良な業者はどうやって選べばいいの?と思う方も多いでしょう。

一般の方には業者の善し悪しの判断は難しいものですが、紹介サイトを活用すれば優良業者を少ない手間で探すことができます。

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6.まとめ

この記事では、フローリングを張り替える費用について、以下の2つのパターンにわけて費用相場を解説しました。

他の床材からフローリングへ張り替える場合

フローリングから他の床材へ張り替える場合

フローリングの張り替えリフォームでは、既存の床材の種類や部屋の広さ、張り替える方法などによって費用が大きく変わります。

本記事で紹介した費用相場を参考にして、自分に合ったリフォーム計画を立ててみてください。