5.シロアリ予防における3つの注意点

シロアリ予防は効果を保つためにも、注意点を抑えたうえで実施することが大切です。下記では、シロアリ予防における注意点を3つ解説します。

5-1.シロアリ予防は自分で行わない

市販の薬剤を用いて、自分でシロアリ予防を試みる人もいますが避けた方が無難です。シロアリ予防は専門的な知識や技術が必要であり、適切な方法で行わなければ効果が期待できないばかりか、逆に被害が拡大する恐れもあります。

また、床下や基礎部分など、一般の人が手を加えるのが難しい場所を施工するため、プロの業者に依頼するのが最善と言えます。費用を抑えるために自己施工を考える方もいますが、長期的に見ればリスクを避けるためにプロに任せた方が経済的です。

5-2.安さだけで業者を選ばない

シロアリ予防を依頼する際、費用が安い業者を選びたくなりますが、安さだけで判断するのは危険です。安価な業者の中には、施工内容が不十分だったり、保証がついていなかったりする場合があります。一度の施工ミスが後々大きな被害につながることを考えると、少し高くても信頼できる業者を選んだ方が無難です。

見積もりの際は、費用だけでなく、使用薬剤や施工方法、保証内容などをしっかり確認しましょう。適正価格で信頼性の高い業者を選ぶことが、効果的で最終的にコストを抑えた施工に繋がります。

5-3.シロアリ予防は一度行ったら終わりではない

シロアリ予防は、一度施工しただけで永続的に効果が続くわけではありません。一般的な薬剤の効果は5年程度とされており、それ以降は効果が薄れるため、再施工が必要です。また、建物の老朽化や環境の変化によって、シロアリのリスクは高まるため、さらに頻繁な防蟻処理が必要になることもあります。

そのため、定期的に点検を行って、防蟻効果が維持されているか確認しましょう。業者によっては、定期点検や再施工を含むプランを提供している場合もあります。長期的な視点で予防策を提案してもらいましょう。

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6.まとめ

シロアリ予防は、建物の安全と耐久性を守るために欠かせない対策です。費用を抑えるために自分で行うと、かえって環境や健康に悪影響を及ぼしたり、結果的に効果が出なかったりする可能性があります。シロアリ被害は予防よりも、修繕の方が費用は高額になってしまうので、シロアリ予防はプロである業者に依頼しましょう。

ただし、中には悪徳業者も存在するので、相見積もりを取ったうえで、費用だけでなく実際の対応や提案してくれるプランの妥当性を見て業者を選定しましょう。

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